奥田碩氏、報道を批判 「厚労省たたきは異常」奥田碩トヨタ自動車相談役(日本経団連名誉会長)は12日、自身が座長を務める「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、年金や医療問題をめぐる一連の報道について「新聞もそうだが、テレビは朝から晩まで厚労省の話を毎日やっている。あれだけ厚労省だけたたかれるのは異常な話」と批判した。 奥田氏は「マスコミに対し、なんか報復でもしてやろうかな。それくらいの感じは個人的に持っている。例えば(企業が)スポンサーにならないとかね」と述べた。 懇談会メンバーの浅野史郎前宮城県知事は「マスコミは批判するために存在するので、マスコミが褒めるようになったらおしまいだ」とたしなめた。 奥田氏は懇談会後、記者団に「批判はいいが、毎日やられたら国民だって洗脳される。改革はしないといけないが、たたかれすぎ」と語った。 懇談会は、厚労省の信頼回復に向けた抜本改革策を検討するため、8月、官邸に設置された。
【共同通信】
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