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ヒトがまだ免疫を持っていない、新型インフルエンザの発生が懸念されています。
万一に備え、福岡市内の病院できょう、感染爆発を想定した訓練が行われました。
九州医療センターで行われた訓練は、新型インフルエンザの患者が福岡市内でも確認されたという想定で、感染を防ぐために病院の外に「発熱外来」が設置されました。
参加した医師や看護師などおよそ100人が、作業の流れや患者の動線などを確認しました。
鳥の大量死などの原因となっている鳥インフルエンザが変異し、ヒトからヒトへ感染する新型のインフルエンザが発生すると、パンデミックス=感染爆発が起こるかもしれないと懸念されています。
厚生労働省は、国内での患者は1,300万人から2,500万人に上り、17万人が死亡すると想定しています。
このため、患者には感染防止を防止するマスクの着用を徹底させ、待機場所では患者同士を背中合わせで座らせたり、入院患者は直通エレベーターで移動するなどの措置が取られました。
万一、新型インフルエンザが発生した場合、九州医療センターは、院内の救急外来を専用の処置室にすることも検討しています。
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