メディエーターに見る「奥底に横たわる心の問題」(第17回)

2008/09/10 11:39

今週は「ACTION WEEK」として、「NEWS ZERO」では
医療を取り巻く現状を改善するための具体的な方策について考えていきたいと思います。
昨日はその第一弾として「医療クラーク」をもっと導入したらどうかということを考えました。
今夜9月10日のZERO(午後10時54分から放送)では、患者と医療側の間に立つ
「メディエーター」の導入について考えます。

医療の現場、特に病院の勤務医の皆さんに聞くと、医師も足りないが、医師とともに働く
コメディカルの人員についても不足しているという切実な声を聞きます。
医師の事務作業を軽減する「医療クラーク」も、患者と医療側をつなぐ「メディエーター」も
どんどん取り入れたらいいのではないか、これが取材してみての正直な感想です。
しかしなぜこうしたコメディカルを簡単に増やせないかというと、行き着く先は財源の問題です。

「医療クラーク」の放送の中で取り上げた病院では、必要な医療クラークは12人と試算したものの12人を雇った時に病院に入る診療報酬は現行の計算式では年間約3000万円とのこと。
これで12人の人件費のすべてをまかなうことはできない、つまり雇おうとすればかなりの額を病院が負担しなければならず、これが医療クラークの導入をためらわせている原因となっているとのことでした。

日本テレビでは福田首相の辞任表明を受けて、9月4日から7日にかけて世論調査を行いましたが、その中で「新しい総理大臣に期待する政策課題は何か」という問いに対し最も多い答えは「年金や医療、介護54.7%」でした。(2番目は「景気・雇用対策43.7%」複数回答可の形式で質問)こうした調査結果に政治家の皆さんはしっかり目を向けて頂きたいと思います。

医療クラークやメディエーターの導入という問題を考えるにつけ、
医療崩壊を防ぐためにやるべきことはすそ野が広く、
何かひとつだけ変えればすべてがよくなるといった
単層の構造ではないということを改めて強く感じます。
また、問題全体の奥底には患者と医療側の信頼関係が崩れてしまった、
つまり「心」の問題が深く横たわっていることにも気づかされました。
今夜のメディエーターの特集も患者と医療側の信頼の再構築への取り組みを取り上げたものです。
ぜひご覧いただいて、皆様のご意見をうかがえればと思います。

なお、「NEWS ZERO」のホームページには、先日行なわせていただいた
「緊急医師アンケート」の集計結果といただいた主なご意見を掲載しています。
こちらもぜひ見ていただければと思います。
お忙しい中、アンケートにご協力いただきました医師の皆様、ありがとうございました。

Comment

被医療者 さん

 一市民 さんの意見が(百歩譲って釣りでないとして)医療提供者だけでなく他の非(被)医療者からもなぜ支持されないかというと、医療制度の仕組みや破綻の要因を多角的に論じることが全くないからであると思います。だからあなたのコメントはいつも「集約化。これで安心です」とか、「医師の強制配置、もうこれしかありません。医師にはこれでがんばってもらいましょう」とか○○さえ実行すれば医療問題は全て解決!と言わんばかりの意見ですね。

 例えば壊れて映らないテレビがあるとします。お医者さんはまず壊れている原因を探求します。チューナーが壊れてるのか、ブラウン管(今は液晶かプラズマでしょうが)が悪いのか、もしかしたらコードが切れているだけかもしれない。はたまた停電だったという笑い話レベルかもしれない・・・それでも医師の方々はあれこれと時間をかけて原因を探求する訳です。一市民 さんは、××と後からわかった結果だけを見て「××を直せばOKです。何で今まで直そうとしなかったのですか?わかってるんだから修理がんばってください」とか、「テレビを替えました。もう安心です」と言ってるようなものです。

 あなたは幸いに医療を受けることがそう多くなかったとお見受けします。そうでなければこのような無自覚で傲慢なコメントは到底書けないでしょうから。私はある膠原病で同じ先生に10年弱お世話になっております。度々入院したこともあります。今話題になっている産科、小児科、外科、麻酔科などではありませんが、この先生はいつ休んでるんだろう?と不思議に思うほどの過酷な勤務をされてる様です。こういう「無名の名医」達にあなたのコメントが目に留まって、「そうか、あの患者(私のことです)もこのコメントと同じことを考えてるのかな」などと思われたくありません。

2008年11月11日 23:19

僻地医 さん

一市民さん!
うわー、こんな言葉、余りに苦くて噛めません!!(笑)

他人に対して声高にモラルを叫ぶ人間こそ、一番モラルが低いということが往々にしてあります。皮肉なものです。
「モラルが無い」と嘆くのはまだ分かりますが、「モラルを持て」と言われるのは、正直ちょっと・・・シニカルな苦笑いしか出ませんね。

モラルの足りないのは一体誰でしょうか。
目の前の患者を必死に救おうとして新たな患者の受け入れが出来なかった医師でしょうか。
お上品なお友達の多いこの政治家でしょうか。
モンスター化した患者でしょうか。
はたまた、現場からの貴重な声を聞き流して相変わらず勝手な持論を繰り返す事に自己満足している貴方でしょうか。
気付く事はないでしょうが、老婆心ながら申し上げさせて頂きました。

あ、そう言えばマスコミも忘れてましたね。

2008年11月11日 22:12

関西在住 さん

一市民さん

二階さんの地元は二階さんのおかげで道路やハコモノは充実しまくり。
でも医療にお金を注がないから医療は崩壊状態。
そもそも阪南市民病院の内科崩壊も和歌山医大の医師引き上げが引き金です。和歌山医大は和歌山県民の税金で出来てるんですから和歌山が
崩壊してるのに阪南を支える事は出来ません。
ご自分の地元の医療崩壊にも無関心な人の発言なんて何の意味もありません。

2008年11月11日 11:47

一市民 さん

二階の言葉をかみ締めて仕事をして欲しい

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20081110/20081110-00000043-jnn-soci.html

 病院同士の主張が食い違う今回の問題。舛添大臣はコミュニケーションがうまくいかない現状を、IT技術を駆使して解決できないかと、二階経済産業大臣と急遽、会談しました。

 「お医者さん同士のコミュニケーションがうまくいっていない。IT技術を活用した形で、両省で協力しながら国民のためになる仕事をしたい」(舛添要一厚労相)

 「政治の立場で申し上げるなら、何よりも医者のモラルの問題だと思いますよ。 忙しいだの、人が足りないだのというのは言い訳にすぎない」(二階俊博経産相)

2008年11月10日 23:13

医療関係者ではありません さん

一市民さんは、この国のルールや皆保険制度をベースとした日本の医療システムの仕組みを理解されているのでしょうか。医療者には、理解と改革を求める努力を続ける義務はあると思いますが、リーダーシップを発揮し改革を行う資格はありません。来年は若干増えるかもしれませんが、「医療(社会保障)費抑制政策」と、それ以前の「医療費某国論」は、政治のなかでは、正式には否定されていないと記憶しています。

2008年11月10日 21:28

一市民 さん

対立も何も、今目の前にある問題を解決するために前向きな意見を
出し合うのが筋だと思います。
医師、ベッド、NICU足りないままでいいと思っている国民はいないでしょう。
必要なお金を出す覚悟は国民は持っていると思います。
医師がリーダーシップを発揮し、どんどん不都合なことは改革すべきです。
緊急医師増員策として前期研修医2年を1年にする大臣の見直し案を
強く支持します。

2008年11月10日 16:15

評価は さん

久しぶりに覗いてみたら、相変わらずの内容にがっかりですね。

国民は困っている、医療現場も困っている。その両者の対立をあおって何が生まれるか冷静に考えてみる必要があるにもかかわらず、現時点ではこの企画はなにも変えられていない。

一市民さんの意見もわからないでもないが、怒りの矛先を医療者に向けたらどうなるかという想像力を働かせる必要があります。
つまりこのような対立軸を是正していくことを、行政や司法、そしてマスコミもしなければ、医療崩壊は確実に進むということを認識すべきです。

一市民さんの意見は、残念ながら多くの医療者の心を傷つけているのです。それでは物事はよくならない。いろいろな意見があるのは自由ですが、結果的に医療を供給する側を傷つける言動は、かならず国民にかえってくることでしょう。


どうやら医療を供給される側とする側にとってより良い環境が生まれるためには、一度崩壊する必要がありそうですね。それが一番の近道のように思えてきました。それでやっと行政、司法、マスコミも理解するでしょう。
お亡くなりになった妊婦さんのご主人のお気持ちを忘れてはいけないのですが、現場だけでは限界があります。

某ニュースキャスターがお亡くなりになり、各マスコミは多くの時間を割いてこの方の業績をたたえています。特に、自分の番組の放送局で起こったことを非難したことが取り上げられます。当たり前の正義感をこれだけ賞賛することがマスコミの本質を突いています。それに左右される国民も問題ですが、ジャーナリズムとか言論の自由とかもっともらしいことを盾に、国民を危険にさらしていることをマスコミはもっと自覚し反省しなければいけません。

この企画は、マスコミがいかに国民と医療者の対立をあおり、行政のいいなりになっていたかを明らかにし、今後のあり方を示したときに意味のあるものとなるでしょう。

2008年11月10日 10:29

一市民 さん

今回の墨東、杏林問題は今日もマスコミテレビで報じられていたが、
国民は皆怒っています。
行政も悪いが、当事者である医師も責任のなすりあい。
対応できない状態を一番よく知っているのは現場なんだからもっと声を上げてもらわないと困る。
昨日今日のことではないわけでしょう。
医師会が都に進言していたということだが、命にかかわること、もっと真剣に何度も訴えないといけない。
私も都に対し、苦情のメールを送ったが、どんどん抗議すべきである。
あと、産婦人科以外の医師は、今回の産婦人科医に対し、応援するどころか、いつまでも産科やっているからといった、
批判をする医師ブログもある。
もうすこし、仲間意識を持って、助けたらどうだ。
本当に腹が立つ事件だ。

2008年11月09日 17:44

北の小児科医 さん

 報道関係者のみなさまに事実を正確につたえてほしいというおねがいです。たとえば「脳内出血の人がたらい回され意識不明」などと報道されると、まるでたらい回されなかったら助かったみたいにとらえる人が多いと思います。事実としては、命が助かるだけでも奇跡だとおもいませんか?脳みそのなかに血がでてるんですよ!実際死亡率8割ですし。
 実際、現在の医学で治せない病気はたくさんあります。がん、脳内出血、癒着胎盤、脳幹損傷、老衰、心筋炎、胎内で起こった脳性まひなどです。まるで、なにかミスがあったから治せなかったように報道され、それを真に受けた遺族が訴え、さらに裁判官が治せたはずと勝手な判断をしたことが、現在の医療崩壊の一因です。
 われわれ医療者は、日々努力し病気を治そうとがんばっています。うその情報をながして、これ以上現場を混乱させないよう、お願いします。

2008年11月08日 10:32

もと救急医 さん

 最近、かなしい妊婦の受け入れ不能事件が東京で起こったことが報道されています。悲しいことです。もう、すでに取材が始まっているかもしれませんが今月11日にいわゆる「割り箸事件」の控訴審判決がでます。
 この事件のころから、救急医療は疲弊していました。その中で起こった事件です。一度、どのような報道をこの事件の当時、一審判決が出たときなされたか検証していただけませんか?
 私も救急をやっていて、この事件を自分だったら確実に診断できたか、その当時疑問に思いました。小児をMRIにかけることは、麻酔をかけないとできませんし、CTでは脳幹部はうつりません。あまりにもその当時の報道が、現場の現実をはなれた議論をしていたことを覚えています。
 その当時から、地雷という言葉をわれわれ救急医は使うようになりました。どうやっても医療者としては避け得ない症例でも、世間は理解してくれない、不幸な症例のことです。その地雷症例の存在がその後、マスコミ報道を見えいますと増加していきました。
 私は、結局残念ですが、救急を離れることにしました。
 「割り箸事件」は現在の医療崩壊の引き金をひいた事件だと思います。一度、しっかり検証していただけませんでしょうか?

2008年11月06日 18:37

一市民 さん

以下の見解は実情がよくわかって参考になりました。

医師を増やせば医療崩壊は止まる?

http://pari.u-tokyo.ac.jp/column/column02.html

時間外診療体制の問題は、医師・患者の双方のために早急に解消されなくてはならない問題であり、医療政策の現場においては最優先で取り上げていただくことを期待しています。

2008年11月06日 13:42

K(非医療従事者) さん

改めて書きますが、私はACTIONの初期からほとんどのテーマにコメントをさせていただいている者です。

時間ができればできるだけACTIONの掲示板に投稿させていただいていますが、私は現在の医療崩壊の責任は疑いの余地なく普通の市民にもあると思っています(マスコミにも相当大きな責任がある事はわざわざ書くまでもありませんね…)
個人的な事情で最近はあまりこちらを覗いていなかったのですが、久しぶりにこちらを覗くと一市民さんのコメントに目をひきつけられました。
一市民さんの投稿内容の全部が理解不能なわけではないのですが、少なくとも10/24 20:03に一市民さんが投稿された「国民のほとんどは、口では大変ですね~、っていうけれど、腹の中では勝手にやれば、好きでやってんでしょって笑ってると思います」というコメントが真実なのかどうかは極めて疑わしいと感じます。

以前も投稿した事があるのですが、私は世間で騒がれ始める前から医師に対するバッシングの何かがおかしい事に気づいていました。
そして、医療崩壊が騒がれはじめてから改めてネットを見ると、医師に対するバッシングへの違和感をブログ等で書いている医療従事者の方が少なからず存在する事を発見しました(これは血眼になって探さなくても比較的に簡単に見つかると思います)

なので遅ればせながら私も医療崩壊について気まぐれにですがブログに書き始めました。
その私のブログに寄せられるコメントでも「勝手にやれば、好きでやってんでしょ?」と笑うようなものはありませんし、私がブログを書いている事を知らない方と話をしていて、はからずも医療崩壊について話題になる事があるのですが、一市民さんが投稿されたような医療の現状に対するあまりにも無理解な内容の(少なくとも私はそう感じています)話は聞いた事がありません。

確かに選挙について(医療を大切にする政治家に投票しているか)の話になった事はほとんどありませんが、大抵の方は「お医者さんは大変そうだけど頑張ってほしい」というものや「もう少しお医者さんに感謝の気持ちを持って接してもいいのかもしれない…」という内容の話になります。

私も医療に対する疑問が全て解決したわけではありませんが、少なくとも「国民の『ほとんど』が口では大変そうですね~っていうけれど(以下略)」という話は信じがたいです。

2008年11月06日 01:00

一市民 さん

日経メディカルには以下のような勤務医さんの意見がありました。
大賛成です。

地方の勤務医 2008/11/04 20:12

墨東病院の事件で、航空写真による病院位置が出されたが、近隣に病院が多数存在するのがわかる。しかし、産婦人科、脳外科の両方受入れ可能な病院は墨東病院だけであったという。つまり、中途半端な体制、中途半端な規模の病院が乱立しており、どの病院でも受入れ不能であったという事だ。中途半端な規模の病院に中途半端な数の当直医が配置されていることが明らかになった。どの病院も一応の当直医は配置しているものの、重症搬送には対応できない。それでは、当直医が無駄に配置されていることになる。中途半端に暇な当直医が数多く各病院に散らばっており、機能を果たせないでいる。ならば、病院を集約し、当直医を一か所に集めたら効率的に搬送をバンバン受入れられるようになる。5つの病院に配置されている5人の常勤医を1つに集約すれば、25人のマンパワーになる。5人しかいない常勤で、365日の当直を回すのは無理がある。部長を除くと実質4人で当直を回すことになり、1か月30日を割れば、若手医は月8回以上の当直をこなさねばならない。これは1人当直体制であり、2人体制当直なら月半分は当直になる。これまで、産婦人科医なら月半分の当直を黙ってこなしてきたが、訴訟が増えたので、病院をやめる人が増えた。これを、集約化すれば、25人で2人体制の当直を組める。当直は月2回程度に減らせる。集約化にあたり医師を増やす必要はなく、どんな搬送もマンパワーで受入れ可能になる。産婦人科の搬送は一刻を争うので、搬送不能な病院が散在する現状の改善を望む。それは、現場の産婦人科の待遇改善にもつながる。医師増加は全く必要ない。医療費増も不要だ。旧態依然とした出来高払いの医療体制は、時代遅れで国民の反発を招くだけだ。

2008年11月05日 13:26

一市民 さん

医療安全を訴える市民をモンスター扱いにしてはいけません。
根本問題はすべて長年の医療側の体質にあるのです。
自戒すべきです。
どんどん集約化を進めてください。要らない病院はいっぱいあります。
なくなっても近くに大病院があるところはどんどん集約化しましょう。

2008年11月05日 13:15

北の小児科医 さん

 この掲示板をみただけでも、他人の話を聞かないクレーマーが存在すること、丁寧に話しても無駄なこと、メディエーターなどではけして解決しないことがわかるのではないでしょうか?
 すくなくともマスコミにこれ以上クレーマーを増やさない努力をしていただけないでしょうか?先日、日本テレビさんの番組で、あるタレントが「2歳の娘が耳を痛がったときに、休日とはいえ総合病院に耳鼻科がいないのはおかしい」という発言をしていました。まさにクレーマーです。
 たとえ中耳炎だとしても緊急性はないのでそもそも休日にかかる必要性がないこと。休日まですべての科をそろえている病院なんてどれだけ医療費がかかるのか。(たぶん税金をすべて医療につかっても足りないと思います。)そういうことをきちんと伝えるのがマスコミの役目ではないでしょうか?

2008年11月03日 16:24

ふじ さん

一市民さんのいう「過剰勤務は好きでやっているんでしょ!」という言葉にはかなりがっくりです。しかし、夜間の呼び出しのない科の医師は当直の忙しい内科や外科の医師に対して「好きでやっているんでしょ!」といいます。
市民や周り(同僚)からのそういった言葉を聞いて、過激勤務の医師はそのような病院からポツリポツリとやめていきます。
近い将来手術する医者が本当に希少動物のようになります。

医師会の会員も勤務医は多いですが、医師会がそのような現状を訴えると、マスコミが偏向報道をするので、団体としての意見も世間には伝わりにくい現状があります。

医者は国会前でデモ行進はしません。
でも確実にやめて、立ち去ります。

2008年11月02日 23:39

医師志望学生 さん

傍から見て一市民さんの発言は俗に言うモンスターのように思えてなりません。とにかく『安全安全チーム医療』とばかり訴えていますが、他のお医者様の書き込みをちゃんとご覧になっていますか? 私には、『チームが出来るほどの余裕のあるお医者様がいない。普通の会社員のような休息を取ってしまうと、自分が休んでいる間に患者を診られるだけの十分なお医者様がいない。』と理解しているのですが、私がおかしいのでしょうか?
ほうっておいたら死んでしまうから身を粉にして働いておられるのに、(他の職業の方に対してもそうですが)善意に対して、クレームで返す心理が私には理解できません。普通なら「ありがとうございました」と一言労いの言葉をかけるのが当然と思うのですが。
私の周りで医者を目指している人間が、自分を含め4人いますが、医者になれるまでにどれだけ現場が改善あるいは改悪されるのか不安です。

2008年11月01日 19:17

医療関係者ではありません さん

一市民さん
現状は医師不足の状態にあるのですから、アクセス制限を掛けない限り、医師の過剰労働は回避できないのでは? であれば、どういうアクセス制限であれば受け入れることが出来るのか、まず一市民さんが提案すべきではないでしょうか? 医療側に任せてアクセス制限を掛ける。だが、それは一市民さんにとって受け入れられるものではない。再考を要求する。それでは時間の無駄ですし、現場の混乱を招くだけです。

2008年11月01日 09:31

一外科医 さん

目の前の患者さんの安心安全を考える。当然です。しなくてはいけませんね。
でも、次のような場合には、私(外科医)はどうすればいいのでしょうか。
一市民は、明日朝九時から手術を受けると仮定します。執刀医は僕で、その病院には代わりはいません(外科医は3人と仮定します=今の私の実際の職場と同じ)。
手術前夜11時、当直医の先生から自宅に、「腹痛の患者を今診たのですが、どうも緊急手術が必要な状態と思います。一度診て、手術をお願いできますでしょうか。」と、電話で要請がありました。私(外科医)のとるべき態度は?
1)明日の一市民さんの安心安全を考え、(外科医が3人しかいない当院では寝不足でふらふらになるかもしれないから)緊急手術はできないとことわり、他の病院へ転院してもらう。ただ、電話で答える時には受けてくれる病院があるかどうかなどは、もちろんわかっていない状況ですが。
2)今、救急外来に来ている腹痛患者さんの安心安全を考え、すぐ、病院へ向かい、検査や準備後(これも時間がかかるんです)、夜通し手術を行い、そのまま徹夜明けの状態で、一市民さんの手術を執刀する(一市民さんの手術を延期した場合、その他の患者さんの手術にも影響し、他の患者さんの安心安全が損なわれる可能性もあります)。
1)の場合、腹痛患者さんの受け入れ先がなかなか見つからず、不幸な結果となることもあります。その可能性を考えると、あまりにも救急患者さんがかわいそうなので、「受け入れ先がなかったら手術をします」といった場合も、結局手術開始時間が遅れてしまうために、不幸な結果となっていまうこともあるでしょう(さらに、一市民さんの手術も徹夜明けです)。受けなくても、後で受けても結果が悪ければ、マスコミ等からは「受け入れ拒否」や、もっと質のわるいマスコミからは「たらいまわし」と非難をうけそうです。
2)の場合、一市民さんの手術がうまくいけば、問題はおこらないのですが、何か問題が起こった場合には、訴訟が待っているかもしれません。もちろん、寝不足が原因かどうかわわかりませんが、一市民さんの立場からみれば、一市民さんの安心安全をないがしろにしていたことには違いありません。
私は、1)・2)どちらを選択すべきでしょうか。(どちらの患者さんの安心安全を考えるべきでしょうか)
ちなみに、現在は、すぐ緊急手術して、寝不足で一市民さんの手術をしますが・・・。
非常識といわれると・・・。
たしかに、非常識な状況だとは思いますが・・・ではどうすれば・・・つらいです。
外科医がたくさんいればいいというのは簡単なのですが、一医師の力で何とかできるものではなく、短時間で増えるものではありません。ここにいたっては、現段階では、この非常識な状況もありうることも理解し、この改善に全ての方々に協力していただきたいと思うしだいです。(どのように協力できるかも難しい問題ではありますが、それを地域住民が中心になって考えてもほしいです。もちろん我々医療従事者も考えていますが)

ただ目の前の患者さんの安心安全を考えるだけでも難しい(時がある)ものです。

2008年10月31日 14:26

一市民 さん

医師の皆さんにお願いしたいことは、まず安全第一で医療に取り組んでいただきたい。
アクセスの問題は、その次の問題です。
正常な安全な医療が行われ、その上でアクセス上の問題があれば、
地域住民が中心になって考えます。

まず、目の前の患者の安全安心を考えてください。

大野事件もそういうことだと思います。一人でやらずチーム医療です。

お願いします。

2008年10月30日 13:06

桜井純一郎 さん

コメント欄での論議が良いものか悪いものか分かりませんが…。
私も医師です。当直明けの35時間勤務が終わった所で、その前の日も26時まで仕事でした。
一市民さんの要求は理解できます。しかし、です。
「私は、寝不足の医師に手術して欲しくない」
→「医師は寝不足にならないようにすべき」
 →「仕事が多過ぎるためなら、減らせ」
  →「仕事の総量が変わらないのに日々行う仕事を減らすなら、翌日に回る業務が増える」
その結果どうなりますか。
単純化して例を出すと、皆が「しっかり寝た医師の手術を受ける」ためには「手術を受けるまでの期間が延びる」でしょう。イギリスで癌患者さんの手術でも半年待ち、その間に死んでしまう方もいらっしゃるように、日本でも同じことになるでしょう。
一市民さん、デメリットも甘受することを踏まえた書き方にするか、あるいは具体的な提案を出すのでなければ、貴方の意見は「自分だけは特別扱いして欲しい我儘な患者の言葉」と受け取られるのみだと思いますよ。
貴方の最近のコメントを合わせて考えても
「手術をするならその前日にはきちんと寝ろ」「そして手術ミスはするな」「でも今の状態(手術までの待ち時間など)を保て、手術前日に寝るからといって患者たちにデメリットは与えるな」という意見に思えます。
それとも、「イギリスの医療崩壊のように治療が手遅れになっても、救急外来で何日も診てもらえなくても仕方ない、それも受け入れる。でも医師はきちんと休むべきだ!」と患者側の立場から提案してくださっているのでしょうか?

2008年10月29日 19:12

北の小児科医 さん

 連続勤務でふらふらにならないように仕事をするにはどうするか?選択肢としては3つあります。遠くにすんでいる患者さんをみすてるか、お金のない患者さんをみすてるか、年取った患者さんをみすてるかです。順番に「ベット稼働率の悪い地方病院を診療所化」「混合診療の検討」「高齢者医療制度」と今まさに国がすすめている制度です。
 世界的にはそれがあたりまえで、たとえばアメリカやイギリスではお金のない人は実際、質の高い医療はうけれません。医師が連続勤務するのは世界的にみて非常識ですが、そのおかげで利益をえているのはだれなのかまで、考えていただけると助かります。
 ちなみにその勤務を、自分は好きでやってますが、自分より下の世代にそれをやれとは、とてもいえませんよ。結果として、比較的人間らしい生活ができる診療科が人気となっています。(あたりまえですよね。)
 将来、自分の子孫が、まともの医療がうけれなくなるのが悲しいです。
 いま、現在ふらふらな医師に手術してもらうのか?それとも手術しないであきらめるのか?の二択なのが現状です。しかし将来は、手術する医師がいなくなるでしょう。
 ただ、国民には第3の選択肢があります。医療費を大幅に増やすという国会議員を選ぶことです。「郵政民営化をしますが医療費は減らしますよ」という選挙で拍手喝采したのはだれでしたか?医療費を減らすことが、まるで幸せにつながるかのような報道をしたのはだれでしたか?
 

2008年10月28日 12:20

一市民 さん

僻地医 さん、他の医師の皆さん。
30数時間も連続で勤務した寝不足状態のふらふら医師に手術をしてもらいたい患者がどこに居ますか?
手を上げる患者は居ませんよ。
そんなのが当たり前の国ってどこにありますか?
どうしてそういう状態に対して拍手喝采できますか?
それで手術ミスがあったらどうするんですか?
どう考えても連続勤務を容認することはできません。
そんなのを長年続けてきた医療界は非常識もいいところです。

2008年10月27日 20:40

僻地医 さん

内科勤務医さん、落ち着いて下さい。
相変わらずきつい言い方をされて悔しいのですが、私には一市民さんのおっしゃることも確かにもっともだと思います。
「自分達はこんなに頑張っている」と医師達が声をあげても、そんな現実を受け入れて「医師は大変だ、これではいけない」と心痛めて考える方なんてごくごく一部でしょう。残念ながら、頑張っているから理解されるなんていうのは幻想です。一般市民は、多くの医師が地味に頑張っている様子よりも、マスコミ(全てではありませんが)の垂れ流す「たらい回し」だの「医療ミス」などの歪曲された刺激的なニュースを目にして、「医師はけしからん」と無意味に正義感を湧き上がらせる方が楽しいのです。だからここまでおかしくなっていると思います。「市民」にはきつい言い方かもしれませんが。
結局、医療に限った話ではなく、他人に対する想像力や「自分に出来ないことをやって下さる方」に対して敬う気持ちが欠落しているため、「俺達だって忙しいさ、医者ばかり特別扱いできるか」という話になるのではないでしょうか。別にプライドが高いとかではなく、現実問題として本当に特殊な仕事なんですが…。
分かってくれなくてもいいです。でも分からないなりに「何だか大変そうだから頑張って欲しい」とだけ思って貰えればいいのですが、現実的には「大変なんだ、へー。でも自分も患者だから苦しいよ。だから手術は寝不足でしないでね」という、自分勝手な矛盾した主張になるのです。それが多くの国民の姿だと思いますし、その点では一市民さんのおっしゃることもうなづけます。
内科勤務医さん、腹立たしいのは分かりますが、誤変換だらけでは言いたいことも伝わりません。どうか落ち着いて建設的な掲示板にしていきましょう。

それから、一市民さん。まだご理解頂けないようで残念です。非常識だろうがなんだろうが、日本の医療はそれに支えられてきた事実を国民が理解しなければ何も始まりません。また、弱音を吐くのは弱いからでは有りません。贔屓目かも知れませんが、はっきり言って世間の一般の方よりも医師は肉体的にも精神的にもタフでなければ成り立たないと思います(あくまで一例ですが、体力に自信のある新聞社の方が救急医療に密着取材された際、途中でギブアップしたそうです)。それでも「もう限界だ」と言うのがどういう意味なのか、その医師達に向かって「非常識だ、手術は寝不足でするな」と言う事がどれだけ苦しめるのか、よく想像して頂きたいと思います。
組織で表明すべきというのはおっしゃる通りです。ただ、それも重要ですが、市民一人一人がちょっと「想像」して「理解」するだけで、随分現状は変わります(もう遅いかもしれませんが)。歴史上、「市民」とは義務を負う存在のはずです。自分自身で出来る事を市民の方には考えて頂きたいです。

2008年10月27日 19:48

内科勤務医 さん

一市民さんは何を勘違いされているのでしょう。このような浅はかな人間の同情を引こうなどという気は毛頭有りません。
「腹の中では勝手にやれば、好きでやってんでしょ、って笑」うのは歌ってですが、「夜勤明けの寝不足手術だかはやめてください」などというわ我慢は通りません。そのようなご希望があるのなら、自費でMayoでも行って手術をしてもらってください。
「かなりきつい言い方ですが、やっていることが世間一般からすると
誰も信じない非常識です。」信じないのはあなたの勝手です。あなたの非常識のほうが「かなりきつい」です。

2008年10月25日 18:52

ねぎさん さん

私は、今の救急救命でもう一つ取り上げてもらいたいものがあります。
それは、『年老いた老人』の問題です。
私はいくつかの救命救急に関する書籍を読んだりしているのですが、近年コンビニ外来よりもやっかいな問題です。
と言うのも、近年の急激な高齢化によって入院者の高齢化が満床を招いていることがあるそうです。
問題なのは本人が死を受け入れようとしても家族がそれを認めずに救命センターでの蘇生を望むことです。

私は何も「老人は死ね」というのではなく、本当に医師を救おうとするのならば、我々市民の道徳観や生死観をもう一度見直すべきだと思います。

あと、今回のたらい回しで石原都知事や桝添大臣に声を大にしていいた。
「医療は会議室で起きているんじゃない………現場で起こっているんだ!!!言い争いをする暇があったら丸一日(24時間)救命センターを視察してみろ!!病院は限界を超えているんだぞ!!!!あんたらは自分に不利になれば辞めて後任に任せちまうが、そこにいるお医者さんは逃げないで踏ん張って頑張っているんだ!!」

2008年10月25日 00:30

一市民 さん

内科勤務医さんには気の毒ですが、そういう話をされても、国民の
ほとんどは、口では大変ですね~、っていうけれど、腹の中では
勝手にやれば、好きでやってんでしょ、って笑っていると思います。
かなりきつい言い方ですが、やっていることが世間一般からすると
誰も信じない非常識です。
それを、永遠と続けてきた先輩たちがいるわけで、ここで弱音を
はかれても、困ります。
主張したいのであれば、もっと医師の組織として正式表明すべきでしょう。
とにかく夜勤明けの寝不足手術はやめてください。

2008年10月24日 20:03

内科勤務医 さん

過労から鬱病になった小児科医の報道で、当直明けにそのまま日中勤務する32時間拘束が月8回あったとありましたが、当直明けに帰ることが許される勤務医がどれだけいるでしょうか?私が今まで勤務した公立病院や大学病院でも32時間どころか36時間勤務は当たり前でした。当直明けだからといって帰っていたら誰も患者さんを診る医者がいないのです。また、現在私は大学病院で無給で働き生活費は週3回のバイトで贖っていますが、このことを知り合いに話すと「本当ですか?」「信じられない」などと言われます。夜の9時まで働き、研修医の指導のためにまた大学病院へ戻り日付が変わるまで働くのです。そうしなければ病棟が回らないのです。
まるで32時間連続拘束が特別なことであるかのように報道したり、大学病院で働く医師の多くが無給であることをわざと報道しなかったり、マスコミは今でも情報操作をしていると思います。

2008年10月24日 16:35

ふじ さん

配置当為言葉には「目上、支配者が物を置く場所を決める。」という意味です。「配置転換」がよい例えです。
ほとんどの医師は公務員ではありません。まったく将来の保証もないのに配置される根拠はありません。
勝手に誰かの所有物のように、気軽に配置規制なんてマスコミが言わないで下さい。

これまで国もマスコミも患者も、医療に対して行ってきたひどい仕打ちがあるからこそ、医師たちは自分で生きていくために条件のよい医療機関に移ったり、経営者としての能力のある医師は開業するのです。
過疎地で医療機関が足りないなら、国が報酬を大幅に上げて病院に医師を雇えばよいのです。いくら若手でも勤務地を「配置」されることは許されません。

医療には休日夜間もありません。ERもそのためにあります。
しかし、都合よくそのことを考えないで下さい。
お客さんの予約のない深夜・休日・年末年始に、平日と同様のスタッフを「配置」して、接客を万全にしている銀行が市役所がありますか?
救急にはお金がかかります。通常の数倍もコストがかかります。
今の救急医療の診療費は安すぎます。

2008年10月23日 22:59

Dr.Boo さん

医師には人権はないのか?
 多くの医師が労働基準法を逸脱し労働していることは、インターネットの発達で世間に知られるようになりました。10年前なら、医師に労働基準法は適応されないと言い張るかたも沢山おられましたが、今となっては恥ずかしいばかりです。この状況に厚生“労働”省の官僚は、「現場からのそういった意見は聞かれてこない。」とか、「それは現場の問題だ。」と都合の悪いことには耳を傾けず、何ら“労働”行政を行ってきませんでした。法律は医師を守ってくれないのでしょうか?
 また、厚生労働省が進めている事故調査員会では、医療者の黙秘権を認めないような規定も盛り込まれており、医療者は憲法(38条)にさえ守られない存在なのだと感じている方も多いです。
 さらに最近では、僻地医さんが指摘しているように、Y新聞社による医療改革の提言があります。この中の医師の計画配置について厚生労働省の課長が「結論から言うと、計画配置をする考えはある。よい規制だ。」と発言しています。マスコミ(Y新聞社だけかもしれませんが)や厚生労働省の課長の人権に対する見識を疑います。確かに僻地では医療が受けにくい状況になりつつありますが、これは厚生労働省や総務省が誘導している政策であるため現場の力ではいかんともできません。医療費を抑制し体力の弱い病院を潰し、街の中心の大きな病院に医師を集めようとする政策です。この新聞社の提言を以下のような例え話にすればことの重大さがわかると思います。若者が僻地を嫌い、都会に集まる状況の例え話です(Y新聞の提言の医師の部分を若者に変えてみました)。
 「地方での若者の労働力不足が問題化したのは、バブル経済がきっかけだ。就職先として、地元ではなく、都市部を選ぶ若者が増え、地方の農業・漁業などの産業の人手不足が深刻になった。若者が、勤務する職業や地域を自由に選べるため、偏在につながっている。
 そこで、若者の就職先を自由選択に任せるのではなく、地域・産業別ごとに定員を定め、計画的に配置するよう制度を改める。対象は、中学から大学教育を終えた後、専門の職業人を目指し3~5年間労働した若者とする。そのため、地域の産業に若者の労働力を派遣してきた地元のつながりに代わり、若者配置を行う公的機関を創設する。」と○○新聞は提言した。この若者の計画配置について○○省の○課長は、「結論から言うと、計画配置をする考えはある。よい規制だ。」と発言した。
 いかがでしょうか?人権侵害以外の何者でもありません。やはり医師には人権はないのでしょうか?
 それにしても厚生労働省は場当たり的な政策を矢継ぎ早に出してきます。それには理念や合理性が全く感じられません。例えばこんな感じです。
 「足の裏がかゆい。」という現象に、まず、「靴の上から足をかく。」ことを行います。ダメなら、「靴がダメなら長靴に変えよう。」とか、「足の裏が痒い人間は警察に通報しよう。そうすれば痒みの抑止力になるだろう。」とか、「足の裏と膝はつながっている。膝をかけば、足の裏の痒みが取れるはずだ。」となっていきます。しかし足の裏のかゆい人が望んでいるのは、「まず、靴と靴下を脱がせ、かゆい部分を見つけだし、そこをかく。」ことです。厚生労働省はいろいろな現象に対してその原因を突き止め、それに対する直接的な施策を決して行おうとしません。逆に現場が思いつかないようなトンチンカンな施策をしようとしますし、時に現場を騙そうとします。その時、マスコミはその本質を見逃したままです。森田さん、他の報道機関が意識的に無視するようなことも取材、特集してください。

2008年10月21日 18:25

僻地医 さん

マスコミが自己反省していないと言えば、先日の某新聞の特集は酷いものでした。
世間の大半の方は、未だに報道された事だけが真実、テレビの中で泣いている人だけが被害者=善、それに反対する人は悪という見方をしています。まあその程度の国民性なのなら仕方が無いのかもしれませんが…。
そんな中で、仮にも大新聞が堂々とこう言ったのです。
「医師の強制配置を行うべき」
→職業や居住地の選択の自由の剥奪です。また、これを行っている外国の例を挙げてはいますがその外国で起きている問題にはノータッチです。そんなことしなくても、いわれの無い訴訟やら逮捕やらされず普通に働ける環境があれば僻地だって誰でも働きますよ。今までそうだったんですから。

「公的な医師派遣機関を作れ」
→土地柄、私は仕事で行政と関係する事が多いですが一部の方を除いて本当に何も考えていない人が多くて困惑する事が多々あります。行政に動かされると不都合が極めて多い。今まで派遣していた医局で問題があったのでしょうか?医局制度に徹底的にネガティブイメージを植え付けて崩壊させたのはマスコミでは?

「医師の養成には莫大な公費がかかる」
→根拠がありません。医学部の教員数は少ないですし、教材は教科書や実験器具程度、病棟での実習は患者さん相手ですしどこにお金がかかるか分かりません。こんな都市伝説を堂々と流すとは…。

それ以外にも現状を全く認識していない内容の「特集」ばかり。「患者の権利意識の変化」とは言いつつも、それを強烈に後押しした自分達マスコミの影響については一言もありません。
今までたくさんの投稿でも言われましたが、これまで日本の皆保険制度を支えていたのは(余り恩着せがましく言いたくないのですが)医師のモチベーションに負うところが大きいのです。それは医師と患者さんがお互いに尊敬し感謝するという日本伝統の美徳とも関係が深かったと思います。そのモチベーションを、伝統をズタズタにした張本人はマスコミです。それを綺麗に棚に上げて「提言」と言われても、はっきり言って下らない戯言です。

それでも、当の本人達は「良い仕事をした」と勝手に達成感を感じているのでしょうし、「新聞がここまで言うのならその通りだなあ」と思い込む読者も少なからずいるでしょう。
もう怒りも沸いてきません。これまで自分なりに必死に仕事をしていたのが、こんな戯言を聞くためだったのかと思うとただただ悲しく、虚しい気になります。
少しでも頑張ろうと思えるのは、患者さんから感謝された時とZEROを拝見した時くらいです。お忙しいでしょうが、また次の特集を楽しみにしています。

2008年10月17日 12:38

Dr.Boo さん

 森田さんへ。
 医療特集も残るところ2ヶ月余りになってしまいました。多くの医師は、Actionの中立的な報道を賞賛しています。何故なら、いままでマスコミが医療にこれほどまでに中立であり続けたことがないからです。
 しかし、1年は短すぎました。多くの医師は、いまだ物足りなさを感じているはずです。問題が複雑で、大きすぎるのです。できましたら来年も続けてください。
 ただ、Actionにもいけないこともあります。「『医療崩壊』緊急医師アンケート」です。医療崩壊の大きな原因の一つは、間違いなくマスコミの偏向した報道です。アンケートの中に選択肢にマスコミが入っていなかったことに、多くの医師は疑問を持ちました。「マスコミには自覚がないのか?」、「それとも意識的にはずしたのか?」と。
 そこでお願いがあります。医療崩壊を加速させたマスコミの役割について特集してください。現在の日本のマスコミで、この様なことができるのはActionしかないのではないでしょうか?ほとんどのマスコミは決して自己反省をしませんから…。

2008年10月16日 20:49

堀口舞 さん

医療崩壊ー地域医療の崩壊は、今国民的な関心になっていると思いますが、わたしの知人の開業医の先生が最近、このテーマで執筆されています。
この本によると、その崩壊の主な責任は、医療行政の問題にあると指摘しています。つまり、医療費など年間2200億円削減のしわ寄せを、地域の医療現場に押しつけているとのことです。
このような、一開業の方々を含めて、現場の医療関係者から様々な議論が巻き起こってくることを期待したいところです。

2008年10月04日 16:03

か さん

先ず、医療以外の無駄遣いを無くすこと。
一つに集約できる官僚の仕事はまとめること。一都道府県毎に省庁の支所みたいな部署を1つのビルに集約。これにより無駄に散らばっていた仕事による予算の無駄遣いをカット。
衆議院は今の1/10にカット。参議院は今の1/5にカット。月収500万円で、交通費・医療費以外全て遣り繰りすること。明細は全て公開する事。医療費については生命保護の必要性が有れば、家族の分迄は自己負担0に。
市町村単位での議会制度をなくす。代わりに都道府県庁内に地域毎の代表者1名を置く。地域の人間が市長・代表者・知事を決める。今や、市役所等では臨時で働く者が殆ど仕事をこなしていると聞くので、余り仕事をしていない正規職員はカット。
官僚・省庁・地域役所に共通して必要無い部署・人員・関連する法人企業は全てカット。都道府県にある議員のオフィスは1/8カット。
今の時点では日本に将来性が無いので、現在・将来的に借金となる国債の発行は止める。
大企業には小中高の職場体験の機会の場と費用を捻出して頂く。中高生には、希望の者には研修生として仕事に携われる機会を与える事。
授業が終わった教室や部活の終わった体育館・グラウンドは使わないでいると、場所代の無駄遣いなので、塾・予備校・民間の文化(スポーツ)活動等に貸与する。
小中高の授業で福祉介護を実践する授業を週に一回は行う。中高生で希望の者にはリハビリを手伝う機会を病院等が与える。その延長上には、希望の者にはそのまま研修生として働いて頂きながら、准看師・理学療法師・言語聴覚師になる為の教育を行って頂く。
大学では医学部6年間教育は残しながらも、大学2年次相当の教養があり、化学・数学・物理学・生物化学の学力があると認められたら4年間の医学部教育を受けられるようにする。その為の教育課程を在職中の者でも受けられる様に展開する大学に補助金を与える。また、医学部教育を施す大学には、卒後一定期間附属の病院で医師として働く事を前提として、授業料を半額又は全額免除する制度を設置して頂く。医学部教育最後の2年間は病院で臨床技術を磨いて頂く。国家試験に落ちても、受かる迄の一定期間内は医師アシスタントとして、病院・医師から許可された診療を行って、医師の負担減と技術の向上に役立って頂く。また、医師のパート勤務を推奨し、育児で8時間も働けない医師に空いた時間だけ働いて頂く事で、常勤医の負担減に勤めて頂く。
多分、ここまでやったら医療予算確保と医療従事者は確保出来るかと思いますが。あと、患者が来てなんぼの病院かと思うので、医療費負担は多くて1.5割とし、国民一人一人に気軽に健康相談でも出来るような気持ちにさせなきゃ、お金は入ってこないかと思いますが、いかがでしょうか?

2008年09月26日 17:55

医療関係者ではありません さん

一視聴者 さん

>やはり、訴訟を未然に防ぐには、医療従事者が、患者の気持ちになって理解することが大切だと思います。

気持ちを理解したとしても、出来ることは出来るし、出来ない事は出来ないでしょうね。問題は完全な納得まで至らないとしても、十分な説明が成されるかだと思います。ただし、そのためには人と財源の裏付けが必要です。十分な説明を行うには人を拘束しますし、人の拘束にはお金が必要です。それを無視した考えは「絵に描いた餅」にしか過ぎません。日本の保険医療制度は公的制度で、人員配分や報酬は国が決めいています。そのことはご存知ですよね。だとすると、患者の気持ちを理解すべきは医療従事者だけでしょうか。ちなみに完全な納得は不可能だと思っています。専門家が10~20年掛けて得た、経験や知識を、素人が1~2日聞いたところで理解できるものではありません。

2008年09月14日 11:19

医者 さん

今回の趣旨とは外れるかも知れませんが、ACTIONを通してでてくるのは、国の政策、財政の策ばかりで、即効性は期待できません。医療崩壊の要素の一つとして、患者側の原因があることも啓蒙するべきです。
開業医でみて、必要時、総合病院や大学病院(夜間なら症状により一・ニ・三次救急に振り分けられること)など、適材適所でケアできるようルールがありますが、大病院志向により、ルールを無視するなどが日常です。また症状説明も、こちらの都合は無視して、説明を求め、説明が微に細に入れば、聞く気はなく、考えもせず、『よくわからない』と投げ出すなど。
ぜひ、今後は『受診の際のルールや心構え』について、啓蒙してください。感情的論や個人の都合に全て合わせられる程、日本の医療に余裕はないことを自覚して頂ければ、まだ医者のモチベーションは、もち堪えるかもしれません。
10年後に医者が増えようが、多少の手当てが増えようが、現時点で最前線にいる医者は救われません。

2008年09月14日 03:05

北の小児科医 さん

 舛添厚生労働大臣や村尾さんが考えるのと、われわれ医療者(すくなくとも私)が考える訴訟リスクがだいぶ違っているので追加させていただきます。
 こんな判決がありました。「AとBの選択肢があり両方の利益と危険性を説明した。患者はAを選んだが不幸な結果になった。Bを選ばせるよう説明する義務があったので数千万円賠償せよ。」同じ時期に「Bを選んだので不幸な結果になった。Aを選ばせなかったので賠償せよ。」という判決もありました。どうしたらよいですか?
 多くの医師がこれらの判決をみて決断しました。AもBもしなくてすむよう仕事をやめるという決断です。
 医療行為は不確実な部分があるのでAを選ぼうとBを選ぼうと、もちろんどちらもしなくても不幸な結果になることはあります。いまの裁判官たちが仕事をしているかぎり、医師は人生を破滅させられる危険をもっているのです。
 そのうえに刑事裁判です。無実であろうとなんだろうと、裁判官の一存で、全国ネットでの逮捕劇、監禁、長時間の取調べの危険性があるのです。
 訴訟そのものを恐れているのではなく、訴訟がとんでもなく不公正なので恐れているのです。メディーエーターなどでは、けして解決しません。解決策は、①訴訟禁止、②医療行為を適切に判断できる専門の裁判官またはそれに変わる機関を作ること。そのどちらかだと思うのですが。

2008年09月13日 19:59

勤務医の一人 さん

今までの報道に比べ、問題点に一歩踏み込んだ姿勢は、医療者側にも患者側にもメリットのある意味深い番組であると思い、大変評価しております。
医療クラークの必要性も今まで報道されなかった件であり、とてもありがたいのですが、非常に惜しいところで終わってしまい、ガッカリしました。あともう一歩踏み込んで頂きたい。

医師不足の問題をたどると結局は医療費を増やすしかないといった結論に至りがちですが、もう一歩踏み込む事で、医療費を増やすだけでは解決出来ない別の問題が浮かび上がります。

今回、医療クラークを雇える病院と雇えない病院の比較をされていましたが、それは単純に経営がうまくいっている病院・うまくいっていない病院とは一概には言えません。
そもそも医師の仕事内容が、病院によって大きく違うのです。
特に大学病院と民間病院とでは医師の仕事量は不条理なほど格段に違います(もちろん大学病院が格段に多い)。それ(大学病院で医師の仕事量が格段に多い事)が、医師を大学へ引き上げざるを得ない大きな原因であり、さらには公立病院や僻地の病院での医師不足の原因となっています。
「なぜこんなに大学病院では医師の仕事量が多く、医師が大量に必要なのか」これを、ぜひとも踏み込んで取材してほしい!
この掲示板では多くを語れませんが、医学部が白い巨塔と言われる所以が原因の一つにあり、さらには、官僚や医療関連労働組合の思惑が絡んでいます。

全てを医療費の問題にしてしまうと結局政治が悪いとなり、そこで終わってしまいます。
「大学病院の闇に光を当てる事」これこそがあなた方マスメディアの役割だと思います。
期待していますのでぜひよろしくお願いします。

2008年09月13日 14:41

地方の石 さん

簡単にコメントします1医療クラークには助かっています
2医学部定員の増員だけではだめです。不足している診療科や地域に医師を配分するシステムが必要です。
3困った状況にあるのなら国民は予算配分で医療を優先するのか道路等を優先するのか主張する必要があるでしょう
4世論をしっかり作る必要があるでしょうか

2008年09月13日 08:47

篠原 さん

いろいろな問題的をされていて、とてもいい番組だと思いますが、国がどうするべきか、という意見、方向をメディアとしてきちんと報道してほしい。

様々な問題の中で体制の仕組みが悪いのはわかりきっているのだから、そこからどうすべきかを考え、提示していくことが今後のメディアの役割ではないのでしょうか?

2008年09月12日 17:43

暇人28号 さん

一視聴者 さん

>やはり、訴訟を未然に防ぐには、医療従事者が、患者の気持ちになって理解することが大切だと思います。


違うと思います。別の方がおっしゃっているように、人間というのは自分に不都合な真実からは目を背けたがるのが最大の原因だと思います。医療を受けて良くならなかった場合、その原因を病気に向けるのではなく医療従事者側に向けたほうが患者・遺族としては心の安寧を図れるからです。そのような事例に何度も出くわしました。
治療を受けていて何か不都合が出てきたときに、「薬のせいじゃないか?」と仰ってくる方は非常に多いです。しかし、その大半は薬のせいではないように見受けます。これと同じ感情だと思います。

2008年09月12日 08:38

北の小児科医 さん

 医療クラーク・メディエーター・グループ担当制など、当院でもすでにやっていることばかりですが、多忙や訴訟リスクに、ほとんど変化はないです。ドキュメントとしてはおもしろいのでしょうが、残念ながら、取材を通してなにも解決案がでてきません。がっかりです。
 せっかく一年かけて取材しているのですから、根本的に解決できるところに取材してほしいです。つまり官僚です。
 財務省に対して「なぜ福祉を削って、高齢者を苦しめてまで、道路をつくるのか?」それと、法務省に対し、「世界中で、なぜ日本だけが医療行為で逮捕されるのか?」ここを知らないことには、医療崩壊はふせげないと思います。

2008年09月12日 00:44

とある石 さん

今週の放送にはがっかりしました。
クラーク、メディエーターを雇い入れるにはどれほどの費用がかかるのでしょうか。
医療費削減政策により多くの医療機関(病院、診療所)が赤字あるいはギリギリの状態です。もちろん医療機関のより一層の財務改善努力が必要ですが、現状のままこれらの職種を導入するのは無理があります。一部の医療機関で試みられ、成功している例を、あたかもなぜ他の医療機関ではとりいれないのかといった論調で放送されることにマスコミの限界を感じました。これでは単なるドキュメンタリー番組です。
医療機関への訴訟理由で最も多いのが、怒りであるとのことです。なぜ我々はそういった感情論で被告にならなければいけないのでしょうか。どのような業種、職種であれ、すべての顧客(患者)を満足させることはできません。医療においては、扱っている内容、医療の不確実性などがありますのでなおさらです。その怒りを静めるなんらかの態勢が必要と思いますが、その一例がメディエーターなどかもしれません。ただ根本的な問題として、クレーマーとはいかないもののそれに近い方が増えたのも確かです。自分に都合のよい説明しか聞き入れない場合も多く、日本人の資質の変化も感じます。その資質の変化を誘導してきたのはマスコミであり、政治家です。このままでは医療だけでなく、日本という国の将来が心配です。怒ったので訴訟をおこしたでは、我々はやっていられません。司会やコメンテーターは不思議に思わないのでしょうか。
今後、この国の医療はどうなっていくのでしょうか。現在打ち出されている対策は、我々にしてみれば全く幼稚な政策です。例えば10年後、増員された医学生が臨床の現場にでてきますが、それまでのビジョンは大丈夫でしょうか。20年後にはどうでしょうか。その医師たちは実際に産科、小児科になっていますか。なんだか歯科医師の過剰問題をみているようです。政策に関してより大きな眼で見る必要があるように感じます。

2008年09月11日 19:26

一視聴者 さん

昨日の「医療クラーク」拝見しました。
医療機関へは何度かお世話になってますが、医師、看護士の方は患者を理解するのではなく医療専門の立場で接していることが多いと思います。やはり、訴訟を未然に防ぐには、医療従事者が、患者の気持ちになって理解することが大切だと思います。

2008年09月11日 13:04

一市民 さん

コストを考えれば、どうしても医師でなければいけない仕事以外は
他のスタッフに任せた方が総体的な医療費は少なくて済むはずです。
今後、老人が増え、医療費は膨大な金額になるわけですから、
少しでも節約できることは節約するよう、努力して欲しいと思います。
メディエーターは積極的に採用するよう、院長や行政に望みます。
医師も訴訟を恐れるなら、もっとメディエーター採用の声を
あげたらいいと思います。

2008年09月11日 10:49

暇人28号 さん

>また、問題全体の奥底には患者と医療側の信頼関係が崩れてしまった、つまり「心」の問題が深く横たわっていることにも気づかされました。

このことの根深さはこのコメント欄にも出ていますね。その最大の元凶がマスコミなんですが、そのことに触れるのは一体いつのことなんでしょうか?

>葵 さん様
>たしかに医師の激務はわかりますが、よくいえば診療に集中する、悪くいえば診療しかしない…それでいいのか?と思ってしまうのです。

一番いい方法は一診療当たりの診療報酬を諸外国並みの10倍程度に引き上げて、何らかのアクセス制限(受診制限)をして諸外国並みに医師一人当たりの一日の診察人数を10数人程度にすることです。果たして利用者側としてそれで良しとしますか?

それからマスコミの皆さんにお伝えしたいですが、「開業医は儲かる」という都市伝説をご自分で調べもしないで報道するのはもう終わりにしませんか?今までの医者叩きと一緒です。あとで必ず禍根を残しますよ。

現状では開業医は採算が合わなくなってきています。気軽に開業しても患者さんが集まらないで赤字になっているところも非常に多いですし、多くは勤務医のときのほうが収入がよかったと言っています。数年前のデータですでに開業医の20%が赤字です。その時からさらに診療報酬が削減され、開業医が激増して競合相手も増えました。採算にあう一日最低患者数は30-40人と聞いています。

(そういえば、某報道機関が「医師は収入の高い都会の開業に流れる」と言っていたことに対して笑ってしまいました。都会のほうが競争相手が多く固定費も高いので採算が取りにくくなってきているのを、この報道機関はご存じなんでしょうか?)

医師の側としても、マスコミが「開業医が儲かっている」という報道をするたびに、「儲かるのならおれも開業しようかな」と錯覚してしまい、どんどん開業医に流れています。実際にはそうでない人も多いのに....さらに経営者として業務や借金に対するストレスなど考えたら開業医はとても大変です。

むしろ、「開業医は大変だ」と報道したほうが勤務医の開業医への逃散は少なくなるものと思いますよ。

2008年09月11日 06:28

医者 さん

葵さんは、書類仕事も医師の仕事範囲との事ですが、今、それらに追われて、診察業務さえ支障をきたしています。ならば、代役ができるものは(番組では医師が紹介状を音読し、書きおこしの作業でしたし)、分業をすることは、可ではないですか?
クラーク制度が進まない原因として、経済に採用出来ないだけでなく、葵さんのように『これも、これも医者の仕事』と言っては、クラークは手助けにならないです。これは患者サイドからも、『全てを医者がやってほしい』という意識もあり、この意識変革(分業を受け入れる)が必要と感じます。
医者も身体はひとつ、手は二本、口は一つしかないのです。
そして医者の1日=
12時間、当直があれば36時間勤務です。帰宅後も24時間、オンコール体制です。
これを正味『診療だけ行う』ように、分業するのは批判されることでしょうか?

2008年09月11日 03:00

F さん

確かに勤務医は忙しい。さらに仕事への評価がない。
時間外で働いても、給料は出ない。たとえ給料が出なくても、仕事をしていたことを、きちんと記録として残してほしい。
過労死しても、「記録上40時間勤務でしたよ」といわれるだけ。これでは犬死です。
以前働いていた大学病院では、雇用保険にすら入れてもらえていなかった。大学病院ですら労働者に対する扱いはそんなものです。
腕に自身のある人ほど開業します。それは当然の判断でしょう。

開業医も書類などは山のようにある。
開業医もクラークを雇って仕事の効率を良くするべき。

診療報酬の話をすると批判が出るかもしれない。
「そんなもの自分たちで努力しろ!」と。
医療は公定価格で、もともとぎりぎりに設定されている。もともと価格を自由に設定できる商品や食品を売っているわけではない。
だから、きちんと診療報酬で保障すべきと考える。

2008年09月11日 01:22

葵 さん

昨日の医療クラーク、医療者のはしくれとして興味深く見させていただきました。確かに医療クラークの導入は一つの案だと思いますが私は個人的に書類や紹介状も医師の責任下で医師の仕事だと思っています。もし間違いがあった時誰が責任を負うのでしょうか。TVで医療クラークの仕事を見ていると昔、医師が「お医者様」だった時代、医師におつかえしていた時代を見ているようです。医師の処置や診療がスムーズに進行するよう介助をするのは当然ですが、上げ膳すえ膳のように医療クラーク、しいては看護師がお膳立てするのはあまり納得がいきません。たしかに医師の激務はわかりますが、よくいえば診療に集中する、悪くいえば診療しかしない…それでいいのか?と思ってしまうのです。

2008年09月10日 23:22

一市民 さん

昨日の「医療クラーク」拝見しました。
わかりやすくよかったと思います。
最後に診療報酬の引き上げにまで言及していたのは、
国民にも考えるきっかけになり、非常によかったと思います。

2008年09月10日 15:42

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速報・大野病院事件で無罪判決(第16回)

2008/08/20 10:08

帝王切開手術後に妊婦の女性が死亡したことをめぐって
福島県立大野病院の産科医が業務上過失致死と医師法違反に問われていた
いわゆる「大野病院事件」の裁判で、福島地方裁判所は午前10時すぎ、
被告の産科医に無罪判決を言い渡しました。
法廷内では、現在、判決理由の朗読が行われています。
きょうの判決公判には、一般傍聴席25席に対して788人の希望者が並び、
裁判所周辺には医療関係者の姿も多数見られ、関心の高さを物語っています。

この判決の意味などについては、本日8月20日の日本テレビ系「NEWS リアルタイム」、
および「NEWS ZERO」などでお伝えする予定です。

大野病院事件の判決は来週です。(第15回)

2008/08/12 21:23

ACTIONのこの「取材ノート」へのご意見でも
たくさんの指摘があった「大野病院事件」の判決は
いよいよ来週水曜日、8月20日に福島地方裁判所で言い渡されます。
帝王切開手術の後に妊婦の女性が死亡したことをめぐり、
福島県立大野病院の産科医が業務上過失致死と医師法違反の容疑で逮捕されたこの事件。
医療界では知らぬ人はいないとまで言われていますが、
一般の方々にはそれほど知られているとは言えないと思います。

医療と司法、警察の関係を考えるうえで避けては通れないこの事件について、
より深く考えていただきたいと思い、
本日8月12日の「NEWS ZERO」の中で、
大野病院事件についてまとめ、放送することにしました。
ご覧いただいたうえで、皆様からご意見をいただければと思います。

『NEWS ZERO』 8月12日の放送内容はこちら


延期した「産科医特集」を今夜のZEROで放送します。(第14回)

2008/07/29 14:36

本日7月29日、NEWS ZERO(午後10時54分から)では、
「追いつめられた産科医療」の第3弾として
「女性医師が働けるための取り組み」にスポットをあてた特集を放送します。
先週放送の予定でしたが、東北地方での地震発生の影響で延期していたものです。

医師の過酷な勤務には男性も女性も区別はありませんが、
特に産婦人科に関しては、女性医師の率がとても高く、
女性医師が本人の結婚・出産(特に出産)に伴って、
過酷な勤務に耐えられず、現場を離れてしまう。
それが医師不足に拍車をかけている・・・これは医療界の調査でも
裏付けられている「現実」です。
こうした女性医師に現場復帰してもらうにはどうしたらいいか。
そもそも女性医師が出産・育児に直面しても
現場を離れずにすむようにすることはできないか。
今夜の特集は、「女医対策」にスポットをあてました。
女性医師の問題を解決する取り組みは、
男女の区別なく医師の過酷な勤務の問題を見つめ直す
きっかけになると言えます。

ぜひ見ていただき、ご意見をうかがえればと思います。

ACTION×NEWS ZERO「産科崩壊」放送延期のお知らせ

2008/07/24 18:46

「追いつめられた産科医療」のシリーズは、本日、7月24日(木)に第3弾の放送を予定しておりましたが、岩手で震度6強の地震が発生したため、放送を延期させて頂きます。近日中に、あらためて放送いたします。放送日が決まり次第、ご案内致します。よろしくお願い申しあげます。