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国連、「コンゴ政府軍が略奪や性的暴行」と警告

  • 2008年11月12日 07:55 発信地:ゴマ/コンゴ民主共和国
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コンゴ民主共和国(旧ザイール)ゴマ(Goma)付近のキバチ(Kibati)で、食料として葉を摘む国内避難民の女性(2008年11月11日撮影)。(c)AFP/YASUYOSHI CHIBA

【11月12日 AFP】国連(UN)は、コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部で11日、政府軍が民間人に対し略奪や性的暴行をはたらいているとし、同国東部で「人道的ブラックホールが口を開いている」と警告した。

 国連コンゴ監視団(MONUC)の広報官によると、政府軍兵士らは10日と11日に、北キブ(Nord-Kivu)州の州都ゴマ(Goma)の北175キロメートルのKanyabayonga地域で「民間人に対する略奪や暴行をはたらいた」という。

 国連運営のラジオ「Radio Okapi」は、北キブ州北部の3つの都市を結ぶ通り沿いの複数の村で、略奪や性的暴行が起きていると伝えている。

 一方、MONUCによると、コンゴ民主共和国軍(FARDC、政府軍)は、ゴマの北約15キロメートルの地点で反政府勢力と交戦したという。

 戦闘はキバチ(Kibati)付近で起き、50分間続いた。キバチは、政府軍が前月に後退して以降、反政府勢力の制圧下にある。今回の戦闘後も勢力圏は代わっていない。死者数などは不明だという。(c)AFP/Francois Ausseill

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