シリウス:またつまらない一日がはじまるのか・・・
いつも通り私は朝起きてつまらない一日の始まりを告げる日の光が私に差してくる・・・
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序章:価値無き者は消えろ
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私の名前はシリウス・イントラリアル。また今日もつまらないことのために動こうとしている、叔母がわめいている。五月蝿い。
叔母:「ちょっと、早くしなさいよ学校に遅刻するでしょう!!」
シリウス:「・・・・・・・」
叔母:「全く、こっちのことも考えなさいよね。近所の人からまた怒鳴ってるわって言う目でみられるんだからさ!たくっ、あんた達なんか引き取るんじゃなかったわよ。あんた達の親が死んで途方にくれてたから仕方なく迎え入れてやったけどとんだ邪魔者だったわ、いい加減に早くしなさい!」
こいつはいつも同じようなことをいっている気がする、私はこいつが嫌いだ。いやこいつだけじゃない周りにいる人間すべてが嫌いだ、ただ一人を除いて・・・
こうして私がだまっているとまたこいつは怒るだろう、動こうとしたその時・・・
バシッ!!
シリウス:「っ・・・!」
叔母が私の頬に向かって平手、痛みにはもうなれた毎日叩かれればなれるというものだろうか。
叔母:「ふん、あんたがさっさとしないからこうなるんだよいっとくけど自分のせいなんだからね【愛のムチ】ってやつ?綿叱咤らなんて優しいのかしら、ほほほ・・・なんか反応したらどう?もっかいやられたいの?」
そういってもう一回やろうとしたその時。
ミーティア:「やめてください!!」
彼女はミーティア・イントラリアル親をなくした私にとって唯一の肉親だ。
シリウス:「姉さん・・・」
ミーティア:「もうやめてください、叔母さんの言うことはとても理解しました。もうこのようなことしませんからお許しください!」
そうすると、叔母は振り上げた手を下ろし
叔母:「・・・まあ、いいでしょう。わかればいいわってことでさっさと出て行きなさいもう2度と反抗しないようにね。あと、あんた達今日も飯抜きね食わせる飯はないわよ」
ミーティア:「はい、わかりました。」
そう、いい終えると叔母はどこかへ出かけてしまった。
ミーティア:「シリウス、大丈夫?痛くなかった?」
叔母がいくとすぐに姉さんは私の体のの心配をしてくれた
シリウス:「うん、ぜんぜん平気だよもうなれたしね。私なんかのことより姉さん、早くしないと遅刻するんじゃないの?」
ミーティア:「あ、いっけないそうだったごめんね相手してあげられなくて。じゃあいってきます!・・・その前にはい、これ。」
そういうと姉さんはカバンから何か小包を取り出して私に渡した。
シリウス:「・・・?」
ミーティア:「私が学校でつくったクッキーよ。家だと叔母さんがいて作れないし・・・ すくないけど良かったら食べてねシリウスのために作ったのよ。」
シリウス:「ありがとう、姉さん!大事にするよ。」
ミーティア:「あはは、クッキーを大事にするって言うのもなんか変ね。っとこうしちゃいられない、シリウスも早く学校いきなよ。じゃね〜^^」
シリウス:「うん、わかったよ。」
バタン! そういって姉さんも学校へ行ってしまった。私も早く行かなくては、これ以上姉さんに迷惑をかけるわけにも行かない。だが、正直言うとあまり気が進まない行くしかないのだが。
・・・・・・
学校についてしまった、とてつもなくつまらない時間がやってくる。
生徒A「よう、アッカー!!」
生徒B「今日きもちわるいねえその赤目!充血してんの?」
生徒C「ギャハハ、そらそうだ大体お前変なんだよ男のくせに「私」とかいっちゃってさウザくない?」
この三人組はいつも私に何かいってくる、私的には何を言ってるのかわけがわからないがどうやらこの赤い目にたいしていってるらしい。
シリウス:「これは生まれつきだ、お前達だっていろんな色があるだろう。」
生徒B「おいおい、お前だけだよそんな変な目してんの、ありえねーって」
生徒C「ギャハハそういうこと、てなわけで放課後校舎裏こいよ昨日の話のつづきあるからよ」
生徒A「来なかったときはまたいつものようにボコってやるからな必ず来いよ!」
そういって席にもどっていく三人組、昨日の話とはあのことかな。そんなことを考えていると授業を告げるベルが校舎に鳴り響いた・・・
・・・・・・
キーンコーンカーンコーン・・・
学校の終わりを告げるベルがなった、放課後の時間がやってきたのである。私のあの三人の言うとおり校舎裏へむかった。
生徒B「おい、おそかったじゃんよ」
生徒A「俺たち待たせるなんていい度胸ジャン、みんなどうしてやる?」
生徒C「ギャハハ、こりゃ制裁の時間じゃんやったろーぜ」
生徒A「いいね、やろうぜ」
そういって二人が迫ってくる。
生徒B「まあ、待てお前達先に【アレ】の続きだろう」
生徒A「おっとそうだったな、おいシリウス。もちろんもってきただろうな?金、一人20万だよはやくだしな。」
生徒C「ギャハハ、これで今日は豪遊できるな楽しみだぜ・・・」
そうしてあいつらがげらげらわらっていると私は、
シリウス:「無い」
生徒A:「はぁ?」
生徒C:「なんだよ、早く出せよ」
シリウス:「聞こえなかったのか?無いといっている」
生徒B:「何言っちゃてんのお前、自分の立場がわかってんのか?こりゃ制裁のお時間だわな」
生徒C:「イエーイまってたぜ、今日はいままでのうっぷんはらさしてもらうぜ!!」
生徒A:「えー、まあいいかストレス発散もわるかねえな。へへへ」
生徒B「やっちまえぇ〜」
そういいながら私に殴りかかってくる。
ヒョイッ
だけど、もうなれたからこんなパンチすべてよけられるのであった。
シリウス:「どうした?そんな遅い攻撃見切れるぞ」
生徒A「んだとこら!」
生徒B「二人で押さえつけろ!」
そうすると二人がきて私の腕をつかむ、そして羽交い絞めにされる形に。
生徒C「ギャハハ、これでもう動けない〜 そら!」
バキッ!
生徒Cの拳が私の腹部を強打する。
シリウス:「ぐ・・・」
生徒A「おらおら、さっきの勢いはどうした〜?」
ドスッバキッバン!
シリウス:「・・・・・・」
そうしてしばらく殴られていると・・・
ボテッ
シリウス:「!!」
姉さんにもらってしまってた小包が出てきてしまった。
生徒A「おーなんだこりゃ、なんか入ってそうだなぁ。」
生徒B「金かもしれねぇあけてみろ!」
生徒A「わかってるって・・・ ん?なんだこりゃクッキー?」
そうすると生徒Aは口にいれて食べた。
生徒A:「ちぃ、なんだてんでまずいでやんのこりゃゴミだなゴミ行きけって〜」
生徒C:「ギャハハハ!!」
そうするとやつは足元に落として踏み潰した・・・
生徒B:「さて、制裁の続きと行こうぜ」
シリウス:「・・・・・」
生徒A「なんだこいつだまりこみやがった。」
シリウス:「・・さねえ」
生徒C:「あん?はっきりしゃべれやこら!」
ビュ!
そういってまたパンチを繰り出してきた、だが・・・
パシッ
生徒C「!?」
生徒Cの腕を受け止めた、そして。
シリウス:「ゆるさねえっていってんだよ!!」
ボキッ!!
そういうと私は生徒Cの腕を折っていた。
生徒C:「ぎゃああ、お、おれの腕があ!!!」
生徒B「なんだこいつ!?」
生徒A「このっ!」
ヒュッビュ!
私は向かってくる攻撃をすべてかわしカウンターをあびせた。
バキッボス!
生徒A・B:「ぐは!」
シリウス:「姉さんの作ったクッキーをよくもその汚い足でつぶしてくれたな! 今度はお前達が私の制裁をうける時間だ!!」
ガスッギスッゴス!!
生徒全員:「ぐおぉ・・・」
シリウス:「ああ・・・ 姉さんごめんね・・・」
そういいながらつぶされたクッキーを拾おうとしていると・・・
教師:「こら、そこなにしている!!」
シリウス:「!?」
教師:「こ、これは・・・ お前がやったのか!?」
シリウス:「・・・・・・」
教師:「全く、どうせすべてお前が悪いのだろう。家族に報告させてもらうからな邪魔だからもう帰れ!!」
・・・・・・
そして、私はあまりおぼつかない足取りで家へ帰ってきた。そうして目の前を見てみると案の定、叔母がたっていた。かなり怒っているようである血管が見えるくらい。
叔母:「今日という今日はすごいことやってくれたわね・・・」
シリウス:「・・・・・」
バシッ!!
いつもよりかなり強い平手、すこし痛みを感じる。
叔母:「全く、あんたのせいで私は外もあるけないわよ、ほんとにあんたはただの疫病神!いっそ消えてくれたほうがいいわ!!この価値無き人間!」
シリウス:「・・・私は確かに悪いことをした。相手の足と腕の骨を計7本ずつおったからな、だがやつらも悪いところはあるだから・・・」
バシッバシ!!!
叔母:「あんたなんかの話は聞いてないわよ、この始末どうしてくれるわけ? あ〜もうやだやだ!やってらんないわ!!」
そして、腕を思い切り振り上げ最高の平手を思想になたその時・・・
ミーティア:「もうやめて!!」
ビシッ!!!
なんと姉さんがまともに平手を受けてしまった、頬が真っ赤になってるのがわかる。
叔母:「何あんた、そんなクズをかばってどうしようっての? あんたはさっさと雑用やってりゃいいのよどきなさい!」
ミーティア:「どかないわ! あなたなんかにもうこれ以上シリウスを叩かせはしない!」
叔母:「あ、そ・・・ じゃああんたがかわりにうけなさい!!」
ガッ!
姉さんがまた叩かれていた、今思えば私がこれからすることをしなければ後に姉さんが行方不明になるなんてことは無かったのかもしれない。
グググッ!!
私はきずいたら叔母の首を絞めていた。
叔母:「ウウゥ・・・ は、離しなさい・・・今までの恩を忘れたのか・・」
シリウス:「恩? 悪いが私は一度もお前に恩を感じたことはない思い出に残ったは・・・平手くらいかな」
ググググ・・・!さらに腕に力をこめていく。
叔母:「ぐ、ががが・・・」
ミーティア:「や、やめてシリウス! こんなことしちゃだめよ!」
シリウス:「姉さんはだまっててくれ。・・・なぁ、私はいつもあんたを憎く思ってたよ。 私だけならともかく姉さんにまで被害がおよぶからなぁ」
ビキッ
シリウス:「姉さんはいつも優しくて私の心のやすらぎだったよ、だけど私のせいで飯抜きにされ、姉さんの美しかった姿もやせ細っちまった。」
ビキキッ
シリウス:「いままではずっとがまんできたけど、もうがまんしない許さない! 最後には姉さんのきれい顔を叩きやがって! 私には価値無き人間はあんただとおもうがな、いや全部の人間がそうかもな!!」
グシャァ!!!
私は叔母首をへし折った、私に返り血がスコールのように降り注いだ・・・
シリウス:「価値無き者は消えろ・・・!」
ミーティア:「あ、ぁあシリウス・・・」
その姉さんの声が聞こえた時やっと自分が何をやったのかきずいた・・・
シリウス:「わ、私は言った何をしたんだ・・・?私はいったい・・」
ミーティア:「・・・っ」
シリウス:「う、うわぁぁ〜〜〜!!!」
私は逃げた。ドアを思い切り開け雨の中血だらけの姿で走り続けた、どこへ逃げる?逃げても意味が無い。どんなことは私もわかっていたはずだっただが私は走った・・・
そうして、走っているうちにある白いフードをかぶった男が現れた私はかまわず横を走り抜けた、がその瞬間。
ドッ!!!
私は車に弾き飛ばされた、しかし不自然なことに傷みはない。死というものはこういうものなのかとおもっていた、だけど私はとんでもない勘違いをしていたのだった。
次に私が目を開けたその場所は・・・ そう、ファンタズマゴリアの世界だったのだ・・・。
続く・・・
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序章:価値無き者は消えろ 終わり
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