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悪意を美に 

このブログを始めた発端は、私が2chで受けた名誉棄損問題でした。
9月にその訴訟申し込みをしたのですが、ついに裁判は実現しませんでした。
というのは、2ch管理人さんが名誉棄損投稿者の情報を提出してくれなかったからです。

あそこは殺人予告以外の投稿者は守られるようです。
弁護士さんが名誉棄損をはっきりと認めても、どうにもなりません。
つまり、どんなに名誉棄損や侮辱発言をしても、許されるサイトだってことでしょう。

でも管理人さんを訴える気は私にはありません。やはり直接怒りを感じる相手ではないですから。
そして2chにも素晴らしいスレもありますし、その存在的価値は認めています。

でも、私への侮辱発言はどんどんエスカレートしました。
不名誉な言葉を浴びせられて抗議に行ってしまった私もいけないとは思います。
怒りから一部暴言を吐いてしまったのもいけないとは思います。
でも全部売り言葉に買い言葉でした。
そして辛いのが、私が言ってもいないことを言ったと、やってもいないことをやったとされて行くことです。いつの間にかそれが茶木スレでの事実にされていくんです。
それも私の家族のことまでです。



何も言われてないのに、こちらからひどいことを一方的に言った記憶はありません。
自分では友好的に言った言葉を、「茶木に罵られた」とされてしまったのはありますが。

2chスレに書き込んで私をからかってると思った銀の鬼氏に対してもです。
その人はいろんな暗号やキーワードを私に送ってきたと信じたから、行ってしまったこともありました。
いえ、そのほうが多いでしょう。
私にいったい何を訴えたいのかと、聞きたい気持ちもありました。
何か苦しがってるのではないかと心配したこともありました。
でも最後までからかわれただけでした。
それでも、あれは銀の鬼氏だったと私は確信しています。証拠は出ない2chだから、どうしようもないですが。
嘘をつかれ、その上からかわれたことから、つい侮辱発言をしてしまいました。
それでこのブログでも謝罪したことはありますし、詫び状もお出ししました。
後は銀の鬼氏のお考え次第です。私に対して訴訟を起こされるのなら、それに従います。



結果的には2chから得たものもあります。
そして名誉棄損や侮辱も無数に受けました。
あそこは無法地帯です。

でもその無法地帯から私は復活できたとも言えるんですね。
無数の傷や怒りとともに、これから更に強く生き抜いていくつもりです。独特の漫画家人生を。



自分に受けた悪意を美に変えて。



[ 2008/11/12 02:26 ] 未分類 | TB(0) | コメント(-)
プロフィール

Author:茶木ひろみ
(本名は現在非公開とさせてください)
1956年4月16日牡羊座
兵庫県神戸市生まれ
コーヒーとバタートーストとチョコレートケーキと麺類が好き。

職業は謎の漫画家。
幼少の頃から世界は恐怖と愛でできていると感じ、その矛盾を受け入れる生き方を続けている。
現在も描き続けている「銀の鬼」シリーズは、その矛盾がテーマとなっている。

アダモやアズナブールをBGMに近松秋江(ちかまつ しゅうこう)の小説を読むのがひと時の幸せと感じる。

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