県立須坂病院が来年3月に分娩(ぶんべん)の取り扱いを再開することについて、須坂市周辺の首長や地元の母親らが10日、県庁で村井仁知事らと懇談した。
三木正夫市長は12月定例市議会で、女性医師確保のためにベビーシッター雇用支援を提案する方針を明らかにした上で「県全体で医師不足に力を入れているとのイメージがあれば、研修医も集まってくるはずだ」と語った。
村井知事は「今後も安定して医師を供給できるよう努力したい」と応じた。地元の母親らでつくる市民団体の佐野雅生江事務局長は「今まで要望ばかりだったが、今後は私たちでも何ができるかを考えていきたい」と話した。
須坂病院は産科医不足のために4月から分娩の取り扱いを休止。県は10月、産科医2人を確保したことを発表、11月から分娩の予約受け付けも開始した。【大平明日香】
毎日新聞 2008年11月11日 地方版