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小説本文

     圧倒的な魔力の奔流により、モニターは砂嵐となる。

    「ありゃりゃ、広域訓練区画でもこの有様とは。なのはちゃんどんどんパワーアップしてるねぇ」
    「ふむ」
    「ディバインバスターまともに入ったみたいだし、なのはの勝ちかな?」
    「てゆうか、なんか爆発音せんかったか?それも一度やのーて何度も」
    「たぶん、残ったラインシューターがディバインバスターの余波を受けて爆発したんだと思う」
    「てーか、シグナム負けたのかよ!だらしねーな」
    「あの状態から覆すのは無茶というものだろう」
    「むしろ、よくあそこまで持たせたよ」
    「とりあえず、医務室に連絡しておきますね」

     と、全員がコメントを出したところで、砂嵐が終わった。
     そこに立っていたのは、シグナム。


     ではなく、なのは。


     でもなく、二人とも倒れていた。


    「相打ち?なんで」
    「大体予想はつく。
     ディバインバスターの奔流を前に、シグナムがシュツルムファルケンを撃ち、奔流に巻き込まれる。
     ディバインバスターを撃って、すべてが終わったと思って気が抜けたなのはの前に、ディバインバスターをつっきったシュツルムファルケンが出現。爆発。
     急ごしらえだったし、威力は落ちてると思うが、気が抜けたなのはには十分だったんだろう。ディバインバスター実行中ではオートガードも作動しないだろうしな。
     そうじゃなきゃ、なのはが自分にラインシューターを当てたくらいしか思いつかないが、さすがにそれはないだろう?」
    「でも、シュツルムファルケンってそんなに貫通力あるのかな?」
    「ったりめーだろ!あれはもともと、バリヤー突き破ってその中で爆発するってゆー、えげつねー魔法なんだかんな」
    「…確かにえげつないね」
    「まあとりあえず、二人を医務室に連れて行こう」
    「そうですね。あれだけの戦いでしたし、怪我以上に疲れがたまったでしょう」

     そういいながら、訓練区画の事後処理のために残るクロノ以外は、思い思いの話題を話しながら、シグナムとなのはをつれて医務室へ向かった。


    「なんでもいいが、この食い散らかされたスナック菓子は誰が片付けるんだ」

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