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小説本文

     少しずつ下がりつつ、切り落された魔法弾の穴を埋める。
     動きは落ちてるけど、直撃は一つもなし。しかも、こちらは三度カートリッジを使用しているのに、あちらは一度も使ってない。
     どこまでむちゃくちゃなのかと言いたい。さすがはヴォルケンリッターの将、ということなのかな。
     でも、それもそろそろ限界だと思う。目に見えて動きが鈍ってる。
     この調子なら、もうすぐ…

    「いくぞ、レヴァンティン。シュランゲフォルム!」
    ≪Jawohl.≫

     動いた!
     予想通り、レヴァンティンはカートリッジをロードし、蛇のようにうねりながら私とシグナムさんの間にある魔法弾を一瞬で切り落した。
     でも、そのまま私のほうに伸ばしても、背後から、上下左右から魔法弾が襲い掛かる。
     シグナムさんもそれは当然理解していて、雄叫びを上げながら私のほうへ突撃してくる。
     だから、予想通り。
     上下左右に逃げられないよう、魔法弾に少し意識を向けてから、ディバインバスターを準備。
     足りないチャージ時間はカートリッジロードで短縮。

    「ボーゲンフォルム!」
    ≪Bogenform≫

     距離は十分。今なら何が来てもこっちのほうが早い。ディバインバスターなら何でも押し返せる。
     だから!これでおしまい!

    「ディバイン…!」

    「翔けよ、隼!」
    ≪Sturmfalken≫

    「バスター!」
    ≪Divine Buster≫

     レイジングハートから走る魔力の奔流が、シグナムさんを、目の前すべてを覆いつくして……

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