海外

文字サイズ変更
ブックマーク
Yahoo!ブックマークに登録
はてなブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷
印刷

李韓国大統領:金総書記と何度でも会う 会見詳報(2)(1/2ページ)

 ■対北朝鮮政策

 --オバマ米政権の誕生で、対北朝鮮政策はどう変化すると見ているか。韓国政府はオバマ政権と対北朝鮮政策で協調できるか。

 ◆オバマ氏は、南北関係に対する韓国政府、国民の考えを尊重すると思う。ブッシュ政権の時より韓米協議を十分にできると思う。ブッシュ政権末期には少し焦った感じがあった。任期末期で次の政権へ引き継ぐために進展させようという戦略だったと思う。オバマ氏はきちんとした協議を通じてやるだろう。

 選挙中にオバマ氏は「必要なら米朝首脳会談をする考えだ」と話した。これに対して韓国内では「韓国が孤立する」という見方もあるが、私は心配していない。北朝鮮の核廃棄さえできるなら、オバマ氏が北朝鮮の金正日(キムジョンイル)国防委員長(総書記)と会うのを反対しない。米朝間で問題解決に努力することは、6カ国協議の目標達成にも役に立つ。

 単独会談であれ、どんな形であれ、韓米の十分な協議の末に成り立つことだろうから、北朝鮮の核放棄の役に立つなら、米国と金正日委員長との首脳会談に私は反対しない。

 特に民主党のオバマ政権は北朝鮮の人権問題を重視しているので、人権問題も提起されるだろう。北朝鮮はオバマ政権を軽く考えず、積極的に真摯(しんし)に対応すべきだ。

◀ 前へ 1 2

毎日新聞 2008年11月11日 3時00分(最終更新 11月11日 3時15分)

検索:

海外 最新記事

海外 アーカイブ一覧

 

特集企画

おすすめ情報