2008年11月10日 19時22分更新
ことし6月から義務づけられた車の後部座席のシートベルト着用について岡山県警察本部は、先月から違反者の取締りを始め、その結果、先月1か月間で4人が検挙されたことがわかりました。
道路交通法の改正によってことし6月から車の後部座席のシートベルト着用が義務づけられ、高速道路で違反した場合は行政処分が科せられます。
県警察本部ではことし9月までの4か月間はドライバーに法律改正を周知する活動に重点的を置き、先月から、違反者の取締りを始めました。
その結果、先月1か月間の県内の高速道路での取締りで、4人のドライバーが後部座席に乗った人にシートベルトを着用させていなかったとして検挙されました。
一方、先月はじめに警察が県内の高速道路で後部座席のシートベルトの着用率を調べた結果、山陽自動車道では64パーセント、中国自動車道では72パーセントにとどまっていました。
警察では今後、取締りをさらに強化するとともに、ドライバーに対して後部座席でのシートベルト着用を徹底するよう呼びかけたいとしています。