2008年11月10日 19時22分更新
先月、山にキノコ採りに出かけたまま行方不明になっていた64歳の男性を発見し、救助に貢献した警察嘱託犬2頭に、警察から人命救助の感謝状が贈られました。
人命救助で表彰を受けたのは、津山市を拠点に警察嘱託犬として活動しているシャネル号とダリウス号の2頭で、10日、飼い主とともに津山警察署を訪れ、川下潤二署長から感謝状とメダルを贈られました。
2頭は、先月、鏡野町上斎原の山林にキノコ採りに出かけたまま、行方がわからなくなった64歳の男性の捜索に出動し、捜索開始からおよそ4時間後に林の中にうずくまっていた男性を発見しました。
男性は、冷え込む山中で一晩を過ごしたため、体力を消耗して意識がもうろうとしていましたが、その後病院で手当てを受けて回復したということです。
シャネル号の飼い主で、捜索にも参加した津山市の西尾保さんは「行方不明者を無事発見するのに貢献することができてよかったです。」と話していました。