2008年11月10日 19時22分更新
子どもたちが、気象台がつくった教材を使って災害への備えについて学ぶ授業が岡山市の小学校で行われました。
この授業は子どもたちに防災への意識を高めてもらおうと岡山市の鹿田小学校が行ったもので、5年生の児童33人が参加しました。
授業の教材は、岡山地方気象台が防災教育に貢献しようとことし4月に県内のすべての小学校に配ったもので、災害や防災に関する知識がわかりやすく解説されています。
授業では担任の先生が平成16年の台風23号の強風で折れた電柱の写真などを紹介し、自然災害が大きな被害をもたらすことを教えました。
そして、台風や津波の際には海岸や川の近くに近づかないことや、地震に備えて避難先や避難の方法をあらかじめ確認しておくよう呼びかけていました。
授業を受けた児童の1人は「災害の怖さがよくわかったので災害が起きたときにどうすればよいか、ふだんから考えておこうと思います」と話していました。