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特使との対話に進展なし 中国、ダライ・ラマを批判

2008.11.10 13:00

 中国共産党の統一戦線工作部当局者は10日、記者会見し、先週まで北京で行われたチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世の特使との対話に関し「双方の見解に大きな相違」があったと指摘、話し合いに実質的な進展がなかったことを明らかにした。

 当局者は、中国はチベットの独立を絶対に認めないと重ねて強調、ダライ・ラマ側を批判した。

 今回の記者会見は、亡命チベット人の代表らが中国側との対話継続の是非などについて協議する緊急会議が17日から始まるのを前に、中国側の立場をあらためて示すのが狙いとみられる。

 中国共産党は先週、特使との対話が終了後、現行のチベット自治区の統治制度は断固変えないと表明、変更を求めるダライ・ラマ側の要求を拒絶する方針を明らかにしていた。(共同)

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