産科の医療体制「相互理解がカギ」
11月9日に広島県が開いた「ひろしまドクターズ・ナビin東京」でリレートークに参加した広島大大学院の工藤美樹(よしき)教授(産婦人科学)は、地域で産科の医療体制を確立するには、関係者の相互理解が重要になるとの見方を示した。
【関連記事】
周産期センター、「母体救急は難しい」
都立大塚病院「産科救急拠点」へ
墨東病院1人当直時は輪番で対応―東京都
年内に周産期医療体制の強化で提言―厚労省懇談会が初会合
ハイリスク妊娠加算 補償制度加入が要件に リレートークで工藤氏は、同県の産婦人科や小児科の医師数が全国平均に比べて少ないにもかかわらず、周産期死亡率と妊産婦死亡率が全国平均に比べて極めて低い点を指摘。「広島県は日本一安心してお産できる県」だと述べた。
工藤氏は、産科施設の集約化が進んでいるほか、総合周産期母子医療センターが広島市内に2施設あることが、安心の体制の確保につながっているとの見方を示した。
また、「地域の病院の産婦人科部長が血相を変えて電話をかけてくれば、絶対に断れないとすぐに分かる」と述べ、関係者間で相互理解が進んでいることも好成績の要素だと強調した。
今後の課題としては、▽周産期施設のさらなる重点化・集約化 ▽各医療機関による得意分野への集中特化−などを挙げ、施設の集約化を進めるには、地元住民や患者の理解も不可欠だと訴えた。
更新:2008/11/10 15:14 キャリアブレイン
新着記事
医師やジャーナリストら約40人が提言―現場か ...(2008/11/10 22:22)
妊産婦死亡の遺族に支援を―佐藤章・福島県立医 ...(2008/11/10 18:41)
産科の医療体制「相互理解がカギ」(2008/11/10 15:14)
注目の情報
PR
記事を検索
CBニュース会員登録メリット
気になるワードの記事お知らせ機能やスクラップブックなど会員限定サービスが使えます。
一緒に登録!CBネットで希望通りの転職を
プロがあなたの転職をサポートする転職支援サービスや専用ツールで病院からスカウトされる機能を使って転職を成功させませんか?
【第36回】田中千恵子さん(日本医療労働組合連合会中央執行委員長) 「医師・看護師・介護士を増やして、安全・安心の医療・介護を」をスローガンに、「STOP! 医療・介護崩壊、増やせ社会保障費10・19中央集会」が10月19日、全国各地の医療従事者ら約5000人を集め、東京都内で開かれた。同集会は、日 ...
医療法人社団斗南堂・八王子クリニック(東京都八王子市)ミディアム・テンション≠大事に仕事と家庭を両立 医師・看護師の厳しい労働実態が社会問題化し、医療現場の環境改善が重要な課題になっている中、「生活を大切にしながら働ける」医療機関が、東京都八王子市にある。医療法人社団斗南堂・八王子クリニックだ。 ...
WEEKLY
アクセスランキング
ランキングがバージョンアップ!
週間・日間ランキングの他に、スクラップ数ランキングやみんなの感想ランキングが新しく登場!!
>>ランキング一覧はこちら
もし、病院の印象を劇的に変えることができるとしたら。今回は、そんな夢のようなことを現実にしてしまう「インプレッショントレーニング」をご紹介します。