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給付金で首相「所得制限は手間かかる」、富裕層に辞退求める

11月10日13時25分配信 読売新聞


 麻生首相は10日昼、追加景気対策の柱である「生活支援定額給付金」の支給方式について「所得制限すると手間ひまがかかる。法律で制限する話は終わっている。(受け取りの)辞退は、市町村の窓口で自発的にやってもらうのが簡単ではないか」と述べた。

 また、「どのみち全国の市町村にやってもらわないといけないから、新しい事務手続きを避けるようにするのは当然だ」と語った。対象者が市町村に申請する方式を前提に、高額所得者には辞退を促す方式が望ましいとの考えを示したものだ。

 首相は「もっとうまいやり方があれば考えればいい。細かい話は分からない。与党で(調整)してもらえればいい。基本的には早く公平になるべく貧しいところにお金が行くことが重要だ」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 ◆全国市長会長「市町村の混乱確実」◆

 これに先立ち、全国市長会長の佐竹敬久・秋田市長は10日午前、秋田市内で記者会見し、「生活支援定額給付金」の支給対象から高額所得者を除外する案について、「市町村に大変な混乱が起きるのは確実で、軽々に決めることには苦言を呈さざるを得ない」と述べた。

 佐竹氏は「相当シンプルな形でないと、年度末の忙しい時期に市町村の実務に相当な無理が生じる」と強調した。

最終更新:11月10日13時25分

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