現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 事件・事故
  5. 記事

「ムーンライトながら」人気に悪乗り、指定券を転売容疑

2008年11月10日12時12分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 東京駅と岐阜県の大垣駅を結ぶ人気の夜行快速列車「ムーンライトながら」の座席指定券をネットオークションで転売したとして、警視庁は10日、東京都新宿区歌舞伎町2丁目、会社員関根健真容疑者(37)を都迷惑防止条例違反(常習ダフ屋行為)で逮捕した、と発表した。

 生活安全特別捜査隊と田園調布署によると、同条例は、公共の場で乗車券や指定券などの転売を禁止している。関根容疑者の逮捕容疑は8月、閑散期で310円の指定券を2710円、通常期で510円の券2枚を2040円で転売したというもの。逮捕までの2年間だけでも約170枚を売っていたといい、「5年間で約250万円稼いだ。青春18きっぷで旅に出て、ムーンライトながらが若者に人気の列車と知り、始めた」と供述しているという。

 ムーンライトながらは毎日1往復運転。関根容疑者は指定券をJR新宿駅東口の窓口で買っていた。昨年9月ごろ、大量に購入することを不審に思った同駅員に「あなたにはもう売らない」と言われ、一時中断していたが、再開。今年8月、JR側が警視庁に相談していた。

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内