岡山放送局

2008年11月9日 20時35分更新

「働く楽しさ」講演会


若者に働くことの意義や楽しさを知ってもらおうと県内の企業の社長らが就職を控えた高校生に自らの体験談などを語る講演会が8日、岡山市の高校で開かれました。

これは、仕事にもつかず学校にも通わないいわゆる「ニート」と呼ばれる若者などが社会問題化したのに合わせて岡山ロータリークラブが就職を目前に控えた高校生を対象に4年前から行っているものです。

岡山東商業高校の会場には3年生を中心に100人が集まり、県内の企業の社長や支社長など3人が、それぞれの経験を踏まえて会社が求める人材や仕事をするときの心構えなどを話をしました。

このうち日本生命の斎藤俊之岡山支社長は「仕事で壁にぶつかったときは自分の力で乗り越えなければなりませんがその分、達成したときのよろこびは大きいので、粘り強く頑張って欲しい」と生徒たちに呼びかけました。

参加した生徒は、「働きはじめることはとても不安ですが、話を聞いて頑張っていこうと思いました。」と話していました。