岡山放送局

2008年11月9日 20時35分更新

閉じこもり高齢者が1割


岡山市が高齢者の日常の外出状況などを調査したところ積極的に外出している人が全体の40%を超えたもののほとんど外出しない閉じこもりがちの高齢者も10%あまりに上っていることが明らかになりました。

この調査は岡山市が3年に1度行っているもので、去年からことしにかけて市内に住む65歳以上の高齢者1400人に調査用紙を郵送し、907人から回答を得ました。

それによりますとふだんの生活で「積極的に外出する」と答えたのは全体の42.2%で3年前の調査に比べて2.7ポイント増えていることがわかりました。
一方で、「外出することはほとんどない」などと答えた人は合わせて10.8%と0.6ポイント増えていることが明らかになりました。

これについて岡山市保健福祉局は「閉じこもり気味になると体の衰えにもつながるのでこれからも高齢者が積極的に外出する機会を増やしていきたい」としています。