2008年11月09日

ハレム(外苑前) お洒落にトルコ気分

1107-8まぐろ2
外苑前の並木のそば、伊藤忠横のCIプラザにある
トルコ料理店。トルコ大使館員の御用達とのことなので、
そのあたりに縁のあった友人に連れて行ってもらいました。

店内は、間接照明を多用した洒落た雰囲気。
イタリアンでもないし、もちろんフレンチっぽくもない。
かといってダイニングバーほど軽い雰囲気ではないのは、
客層が落ち着いているのと、壁に浮かび上がるイズニック
タイルのブルーが、ハッキリと雰囲気に輪郭を与えて
いるせいだろう。
1107-9店内





トルコって、ワールドバザールとか、モスクのイメージで
やけにエキゾチックな面が誇張されて捉えられてる気がするけど
(少なくともボクはそうでした)、イスタンブールなんかは、
いわゆるヨーロッパの大都市で、洗練された面も多いです。
TOKYOに忍者がいなかったり、侍が着物着て
電車に乗ってないのと同じねでねw

ヨーロッパとアジアの交差点と言われますが、
へジャブ(スカーフ)をかぶってなかったり、
モスクが無かったら、極東の民からすりゃ、
限りなくヨーロッパです、アジアっぽさは
あんまし感じません。
1107-10スタッフ





それに、意外かもしれないけど、イスタンブールは、
デザインホテルというか、こじんまりした
ブティックホテルが多く、レストランも
(開拓できてないですが、)かなりモダンな
とこがあるらしいです。


なので、きっと本国でも、こういう洒落たとこは
あったんでしょうが、ボクラのトルコでの食事は、
ロカンタに魅せられたせいもあったし、荷物も
手抜きして、ドレスアップ仕様を削ったのも
あって、未体験ゾーンのままでした。
1107-6ピザ寄2





てな感じで、次回のトルコ行きに向けた
予習の位置づけでもあった「ハレム」でした。
本土と同じで、全般的に安心して食べられるし、
何より未知への挑戦なので愉しいです。
そんな高級素材を使ってるわけではないので、
さすがに目ん玉とびでるような驚きは無いですが、
あんまそういう方向性は求めてません。
やすくて、ウマイのがトルコ料理の一番の
魅力だと思ってます。
1107-11シシケバブ




ロカンタで感動した、あの茄子煮込みの本場感は
やはり現地ならではなので、こっちではそもそも
トルコ料理ってどんな料理があるのか、徐々に
知っていこうとかなおと。


2:2くらいの食事会でも、結構アリだと思うよ。
サービスも愉しいし、また行こーっと。
1107-14チャイ




ハレム
東京都港区北青山2-3-1 CIプラザB1
03-5786-2929
http://www.harem.co.jp/



***


今日は邦楽の音を聞きながら、秋を見つけに行ってきました。
やっぱ「日本語」「日本の音」っていいわ! 
今度は踊りも見たいなぁ。 → blogランキング








食べたものは、全く名前が覚えられなかったんですが、
HP見たら、主要どころは載ってました。
1107-1ハレムナプキン




まずは、「カルシュックエズメタバウ」
という様々な種類のペーストですね。
ゴマをふったトルコのパンにつけて食べます。
茄子とか豆とか、トマトとか、色んな
パターンで楽しめます。見た目も楽しいし、
スタートとしては素晴らしい。
1107-2ペースト





次いで夏っぽいサラダ「ギャヴルダーサラタス」。
さっぱりしたスープサラダみたいなもんでしょうか。
1107-3サラダ





ボクがムリなので、そんなに辛くしなかったせいか、
かなり涼しげな印象でした、ちょっとくらい辛く
した方が雰囲気でそうだね。その辺は自由ききます。
1107-4サラダ取分





トルコ風ピザを2種類オーダー。

「ラフマージュン」っていうのは薄い生地のピザ
ザクロソースで味付けしたNZ高級ラムひき肉とフレッシュトマト、
それにオニオンとの組み合わせで、イタリアには無いビザの味に
仕上がっている。日本でも無いなぁ、この独特な感じは。
でも臭みとかあって食べられないわけじゃなくて、全然食べやすい。
1107-5薄ピザ






もちもちしたトルコ風ピザ、「ピデ」と言うらしい。
ピィッツァってよりは、ピザトーストっぽいかな。
1107-7もちっとピザ






客層はいい感じでオトナ、日曜夜の外苑って、ほとんど
人が歩いてないんだけど、ココはひと際活気づいています。
1107-18店内横





マグロと中心は茄子のペーストだったっけな?
日本人的にハズしようの無い一皿。ウマす。
1107-8まぐろ1





ヨーグルト入り トルコ風ワンタンスープ「マントゥ」。
見た目ほど癖や辛さがあるわけではなく、違和感無く
食べられちゃいました。
1107-13ワンタン系





イスケンデル ケバブ
NZ産高級ラムと和牛を重ねた薄きりケバブ、トマトソースとヨーグルトで
味付けしてあるところが、なんともトルコっぽい。コレ、かなり美味しかった!
1107-12シシケバブ引





そもそも日本人であれば、そんなに違和感の無い料理がトルコ料理
なんだけど、ここ「ハレム」は、その中でも洗練された店だと思うので、
かなりスマートにトルコ料理がいただけます。こちらのチョコのムースは
かなりのタイプ。
1107-16チョコムース





ライスプディングだっけ、コレ?
 → 「バクラバ」って言うらしいです。
1107-15デザート





やー、この日もかなり楽しい時間でした。
たまには気分変えて、こういう夜もいいもんです。
1107-17店内





これはこれで、もちろんトルコの楽しみ方のひとつだけど、
安い・早い・本当にウマイ!ってのも、もうひとつの見逃せない
トルコ料理の魅力なので、ロカンタも近々行ってみまーす。 → blogランキング



kyah2004 at 23:44 │Comments(1)TrackBack(0)エスニック  | ¥10000〜

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この記事へのコメント

1. Posted by p    2008年11月10日 00:01
ライスプディングではなくバクラバです

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