2008年11月09日
ハレム(外苑前) お洒落にトルコ気分
外苑前の並木のそば、伊藤忠横のCIプラザにある
トルコ料理店。トルコ大使館員の御用達とのことなので、
そのあたりに縁のあった友人に連れて行ってもらいました。
店内は、間接照明を多用した洒落た雰囲気。
イタリアンでもないし、もちろんフレンチっぽくもない。
かといってダイニングバーほど軽い雰囲気ではないのは、
客層が落ち着いているのと、壁に浮かび上がるイズニック
タイルのブルーが、ハッキリと雰囲気に輪郭を与えて
いるせいだろう。
トルコって、ワールドバザールとか、モスクのイメージで
やけにエキゾチックな面が誇張されて捉えられてる気がするけど
(少なくともボクはそうでした)、イスタンブールなんかは、
いわゆるヨーロッパの大都市で、洗練された面も多いです。
TOKYOに忍者がいなかったり、侍が着物着て
電車に乗ってないのと同じねでねw
ヨーロッパとアジアの交差点と言われますが、
へジャブ(スカーフ)をかぶってなかったり、
モスクが無かったら、極東の民からすりゃ、
限りなくヨーロッパです、アジアっぽさは
あんまし感じません。
それに、意外かもしれないけど、イスタンブールは、
デザインホテルというか、こじんまりした
ブティックホテルが多く、レストランも
(開拓できてないですが、)かなりモダンな
とこがあるらしいです。
なので、きっと本国でも、こういう洒落たとこは
あったんでしょうが、ボクラのトルコでの食事は、
ロカンタに魅せられたせいもあったし、荷物も
手抜きして、ドレスアップ仕様を削ったのも
あって、未体験ゾーンのままでした。
てな感じで、次回のトルコ行きに向けた
予習の位置づけでもあった「ハレム」でした。
本土と同じで、全般的に安心して食べられるし、
何より未知への挑戦なので愉しいです。
そんな高級素材を使ってるわけではないので、
さすがに目ん玉とびでるような驚きは無いですが、
あんまそういう方向性は求めてません。
やすくて、ウマイのがトルコ料理の一番の
魅力だと思ってます。
ロカンタで感動した、あの茄子煮込みの本場感は
やはり現地ならではなので、こっちではそもそも
トルコ料理ってどんな料理があるのか、徐々に
知っていこうとかなおと。
2:2くらいの食事会でも、結構アリだと思うよ。
サービスも愉しいし、また行こーっと。
ハレム
東京都港区北青山2-3-1 CIプラザB1
03-5786-2929
http://www.harem.co.jp/
***
今日は邦楽の音を聞きながら、秋を見つけに行ってきました。
やっぱ「日本語」「日本の音」っていいわ!
今度は踊りも見たいなぁ。 → blogランキング
食べたものは、全く名前が覚えられなかったんですが、
HP見たら、主要どころは載ってました。
まずは、「カルシュックエズメタバウ」
という様々な種類のペーストですね。
ゴマをふったトルコのパンにつけて食べます。
茄子とか豆とか、トマトとか、色んな
パターンで楽しめます。見た目も楽しいし、
スタートとしては素晴らしい。
次いで夏っぽいサラダ「ギャヴルダーサラタス」。
さっぱりしたスープサラダみたいなもんでしょうか。
ボクがムリなので、そんなに辛くしなかったせいか、
かなり涼しげな印象でした、ちょっとくらい辛く
した方が雰囲気でそうだね。その辺は自由ききます。
トルコ風ピザを2種類オーダー。
「ラフマージュン」っていうのは薄い生地のピザ
ザクロソースで味付けしたNZ高級ラムひき肉とフレッシュトマト、
それにオニオンとの組み合わせで、イタリアには無いビザの味に
仕上がっている。日本でも無いなぁ、この独特な感じは。
でも臭みとかあって食べられないわけじゃなくて、全然食べやすい。
もちもちしたトルコ風ピザ、「ピデ」と言うらしい。
ピィッツァってよりは、ピザトーストっぽいかな。
客層はいい感じでオトナ、日曜夜の外苑って、ほとんど
人が歩いてないんだけど、ココはひと際活気づいています。
マグロと中心は茄子のペーストだったっけな?
日本人的にハズしようの無い一皿。ウマす。
ヨーグルト入り トルコ風ワンタンスープ「マントゥ」。
見た目ほど癖や辛さがあるわけではなく、違和感無く
食べられちゃいました。
イスケンデル ケバブ
NZ産高級ラムと和牛を重ねた薄きりケバブ、トマトソースとヨーグルトで
味付けしてあるところが、なんともトルコっぽい。コレ、かなり美味しかった!
そもそも日本人であれば、そんなに違和感の無い料理がトルコ料理
なんだけど、ここ「ハレム」は、その中でも洗練された店だと思うので、
かなりスマートにトルコ料理がいただけます。こちらのチョコのムースは
かなりのタイプ。
ライスプディングだっけ、コレ?
→ 「バクラバ」って言うらしいです。
やー、この日もかなり楽しい時間でした。
たまには気分変えて、こういう夜もいいもんです。
これはこれで、もちろんトルコの楽しみ方のひとつだけど、
安い・早い・本当にウマイ!ってのも、もうひとつの見逃せない
トルコ料理の魅力なので、ロカンタも近々行ってみまーす。 → blogランキング
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この記事へのコメント
1. Posted by p
2008年11月10日 00:01
ライスプディングではなくバクラバです