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映画『007/慰めの報酬』 レビュー

『007/慰めの報酬』
監督:マーク・フォースター
出演:ダニエル・クレイグ、マチュー・アマルリック、ジュディ・デンチ、オルガ・キュリレンコ

 ダニエル・クレイグが2度目のボンドを演じた007シリーズ通算22作目。前作『007/カジノ・ロワイヤル』の話を引き継ぎ、運命の女性ヴェスパー・リンドを死に追いやった悪の組織を追うところから物語は始まる。

 復讐(ふくしゅう)のため、ボンドは秘密組織の幹部ドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)との戦いへ。グリーンはある南米の国に傀儡(かいらい)政権を樹立することで南米大陸の水資源を支配しようと企てていた。グリーンの計画を阻止すべく無謀な行動に出るボンドは、次第に上司M(ジュディ・ディンチ)の頭痛の種になって行く…。

 本作では何と言ってもダニエル・クレイグが光る。ジェームズ・ボンドの内面を熱心に掘り下げたアクション大作の主役にぴったりはまっている。まるでフォースター監督やスタッフが、クレイグの才能に合わせて本作を制作したようにも感じる。過去のボンド俳優たちと比べてみても、それほどクレイグの演技力は傑出している。

 しかし、ボンドの内面を描写することに気を取られすぎたのか、複雑で本筋からずれたストーリー展開になってしまったのが残念。もちろん本作が007シリーズに新たに加わった名作であることに違いはないが、ボンドの人間性を強調しようとするあまり、回り道に迷い込んでいるようにも思われる。ボンドが女性と深い付き合いをしない理由は明らかになった。今後のシリーズではその人間性だけでなく、華麗な魅力あふれるボンドの姿も期待したい。 (c)South China Morning Post/Clarence Tsui

『007/慰めの報酬』は2009年1月、全国で公開予定。オフィシャルサイトはこちら


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