ネット上のポルノ情報160万件以上を削除=中国

新華社北京:中国全土で行われているインターネット上の有害情報取締り活動の成果が現れている。これまでに有害情報240万件余りを削除し、有害サイト・ページを2万件以上閉鎖した。このうち、ポルノ情報は160万件余り、銃や爆発物に関する情報が30万件余り、詐欺・賭博情報は20万件余りに及ぶ。また、各地の公安機関が摘発した犯罪事件は1300件余りに及んだ。このうち、ポルノ事件が420件余り。銃・爆発物、ハッキング、賭博、詐欺などの事件は860件以上に及ぶ。四川大地震の救援活動に関する虚偽情報は55件、募金詐欺事件は10件に及んだ。
このほか、市民からの通報も相次いでいる。有害情報取締り事務室に寄せられた住民からの情報は8万1000件余り。このうちポルノ情報は1万7000件、詐欺情報は2万5000件。
健全なインターネット環境の構築のため、今年1月22日、公安部、中央宣伝部、最高人民法院、最高人民検察院、教育部、工業情報化部、文化部、国家工商総局、国家広播電影電視総局、新聞出版総署、国務院新聞弁公室、銀行業監督管理委員会、全国ポルノ一掃作業指導グループ弁公室など13の部門・委員会は、2008年1-10月、ポルノ情報を中心とした有害情報取り締まり活動を全国で展開することを決定した。
【翻訳編集:JCBB(H.A)/G-SEARCH】