関連情報インド初の月探査機
インド初の月周回探査機「チャンドラヤーン1号(Chandrayaan-1)」が搭載された地形マッピングカメラで高度7万キロから撮影したオーストラリア南部の海岸(2008年10月29日撮影)。(c)AFP/ISRO
【11月9日 AFP】インド宇宙研究機関(Indian Space Research Organisation、ISRO)は8日、バンガロール(Bangalore)の本部で記者会見し、同国初の月周回探査機「チャンドラヤーン1号(Chandrayaan-1)」を月の周回軌道に投入することに成功したと発表した。
これによるとインド時間8日午後5時15分(日本時間同日午後8時45分)にチャンドラヤーン1号のモーターに点火し、805秒間噴射させて月周回軌道に投入させた。成功の瞬間、ISROの管制室は歓声に包まれたという。
チャンドラヤーン1号は10月22日に打ち上げられ、今月4日に月の重力圏に入っていた。ISROは1週間ほどかけてチャンドラヤーン1号の軌道を安定させた後、月面衝突プローブを分離・降下させる予定。その後、チャンドラヤーン1号の本体は2年の歳月をかけて、月面の鉱物や化学組成、地形などを詳細に調査することになっている。(c)AFP/Naseeb Chand
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