府医師会など府内の医療関係の5団体が8日、タクシーの全面禁煙化の早期実現などを求める要請文を、府内のタクシー会社でつくる京都乗用自動車協会(牧村史朗会長)に提出した。
提出したのは、他に府病院協会▽京都私立病院協会▽府薬剤師会▽NPO法人「京都禁煙推進研究会」。
要請書は、受動喫煙は一瞬でも重大な病気を引き起こす恐れがあり、タクシーのような狭い閉鎖空間では被害は重大▽タクシー車内喫煙は健康増進法25条とたばこ規制枠組み条約8条に違反--などと指摘している。
府医師会によると、全国的には東日本では禁煙がほぼ実施されている。近畿でも滋賀、奈良の両県が禁煙となっているという。
毎日新聞 2008年11月9日 地方版