■崎元 仁(さきもと・ひとし)・・・ペンネームはYmoH.S。由来は世界的に有名なテクノユニット「YMO」が好きな事から。
東京都内の高校を卒業後、フリーのゲーム作曲家として本格的な活動を開始。当初はパソコンゲームを主に手がけ、天才的な作曲センスと自らプログラムを組んで開発した高機能FM音源ドライバ「テルプシコラ」を駆使し、他のゲーム作曲家をまるで寄せ付けない程の圧倒的なまでのポテンシャルをいかんなく発揮した楽曲を多数発表、注目される。又活動初期の頃は、富士通社製パソコン「FM7」でデータ開発し、CP/MというOSを介してPC88へデータをコンバートしていたというのは一部では有名な話だ。
数々のゲーム音楽を手がけ出して今年で丁度10年あまり、トレジャー社の「レイディアントシルバーガン」を最後にこれまでのフリーランスとしての創作活動に一端区切りをつけ、現在は株式会社スクウェアに在籍、活動の拠点を移す。
近年、伝説のオウガバトルを皮切りに、タクティクスオウガ、ファイナルファンタジータクティクスなどビッグタイトルを次々に担当、名実共にメジャーコンポーザーの地位を築く。新天地での今後の活動は目が離せない。
余談だが、出身高校の後輩にヴァリス2、プリンセスメーカー等で名を馳せるゲーム作曲家・梶原政裕氏がいる。
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