2008年11月9日 11時3分更新
岡山市や倉敷市などで営業している「岡山ガス」は経営の効率化を図った結果、ガス料金をことし12月から標準的な家庭で1か月あたり12円値下げすることにしましたが、原料価格の上昇で、来年1月からは再び値上げします。
「岡山ガス」では12月1日からガス料金を家族4人の標準的な家庭で1か月あたり12円値下げして6353円とする方針です。
これは、従業員の削減やコンピューターによる管理システムの導入など、経営の効率化によって、コストを削減したためで平成18年9月以来の値下げだということです。
しかし、原料の天然ガスの価格が上がり続けている影響で、来年1月から3か月間のガス料金を決める基準の価格はそれまでのおよそ1点5倍の1トン当たり6万3000円余りになることが決まっていることから、ガス料金は、1月から再び値上げされるということです。
岡山ガスでは「原油価格が下がってきている影響で天然ガスの価格もいずれ下がるとみられるが、それがガス料金に反映されるのは来年夏ごろになると思える」と話しています。