2008年11月9日 11時3分更新
インターネットの地図検索サービス「Googleマップ」に岡山市の小学校の児童39人分の名前と住所が誤って公開されていたことがわかり、学校側では情報を削除したうえで、保護者に謝罪しました。
岡山市教育委員会などによりますとことし4月、岡山市の高島小学校の40代の女性教諭が自分が受け持つ5年生のクラスの家庭訪問を行うため、インターネットの地図検索サービス「Googleマップ」に39人分の児童の名前と住所を書き込んだということです。
「Googleマップ」では、書き込んだ情報を「非公開」に設定することで一般から見られない状態に出来ますが、この女性教諭は誤ってその設定をしなかったということです。
これらの情報は、11月5日に学校側が削除するまでおよそ7か月間にわたって自由に閲覧できる状態だったということです。
これまで情報が悪用されたという連絡は入っていないと言うことですが、学校側は保護者に謝罪しました。
岡山市教育委員会の指導課は「個人情報の管理を徹底をさせ再発防止に努めたい」と話しています。