万引のビール投げつけ、男性経営者の顔殴る　千葉・市原のスーパー

　８日午後５時４５分ごろ、千葉県市原市西五所のスーパーで、金を払わずに商品のビールを持って店外に出た男に、店の男性経営者（３３）が声をかけたところ、男が「返せばいいんだろ」と激高。経営者にビールを投げつけ、顔を拳で１回殴るなどの暴行を加えた。経営者は顔に軽傷。近くをパトロール中の市原署員が騒ぎを聞いて駆けつけ、強盗傷害の現行犯で、住所不定、職業不詳の岡田和夫容疑者（４２）＝自称＝を逮捕した。

　調べでは、岡田容疑者は３５０ミリリットル入りビールの６本パック２個（２２７６円相当）を手に、隠すそぶりもなく店外に出たという。犯行時の所持金は６５円で、調べに「飲みたかった」と供述している。

　ビールは経営者の体に当たったが、投げつけられたことによるけがはなかった。