ニュース: 事件 RSS feed
中学生が砂遊びで意識不明に 宇都宮市大谷町
このニュースのトピックス:事件・トラブル
8日午後5時35分ごろ、宇都宮市大谷町の城山中央小学校から、「男子中学生が砂場に埋まってぐったりしている」と119番があった。消防署員が駆けつけ、校庭の一角にある砂場で倒れていた同市内の中学2年の男子生徒(13)を病院に搬送したが、意識不明の重体。
宇都宮中央署の調べでは、同日午後、同市内の中学2年の男子生徒6人が校庭の砂場に集まり、砂の中に体を埋める「砂風呂遊び」をしていた。最初は4人が一列になって深さ約70センチの穴を掘って座り、首の部分まで砂をかぶっていたが、1人が砂場から立ち上がった後、気分が悪くなりぐったりとしたため、ほかの生徒が近くにいた小学校の児童の母親に助けを求めた。同署は一緒に遊んでいた生徒らから詳しい事情を聴いている。
6人は弓道部に所属する同級生で、仲が良かったという。中学校の校長によると、6人はこの日午後2時ごろ、中学校に集まってキャッチボールをした後、小学校に場所を移して砂遊びをしていた。校長は「予測していない事態で驚いている」と話した。