南京事件について自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(中山成彬会長)が入手した資料をまとめた「南京の実相」(日新報道)が11月1日、出版される。
南京陥落直後の1938(昭和13)年2月に中国国民党政府の顧維鈞代表が国際連盟理事会で「南京で2万人が虐殺された」と演説した議事録や、それに基づく対日制裁案が英仏に拒絶された事情を記した外務省機密文書などが収録されている。