「ラスレア(妖花)」
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生徒達がパニックに陥る中ミナスはハッとしてチアに振り向く。
チアは他の生徒と同じように具合悪そうに机に突っ伏している。
「チア!?大丈夫!?しっかり!!」
ミナスは揺さぶるがチアはぐったりとして返事もない。ミナスは声を張り上げ叫ぶ。
「誰か!隣のクラスの先生を呼んできて!!窓も開けて!!」
その言葉に教室のドアに一番近い出席番号20番ミクルが立ち上がり教室の外に出ようと扉に手をかざす。
「・・・!?嘘・・・何で!?」
しかし扉は開かない。そうこうしている内にも犠牲者は増え続けついにチアにもその兆候が現れ始める。
「!!チア!?しっかり!!きゃっ!?」
チアはガクガクと全身を奮わせ奇声を発する。
「うあ・・・あああぁぁあああああああ!!」
「いやあぁあぁぁ!!チア!!窓は!?誰か!!」
その言葉にアシュリンが答える
「駄目ぇぇ・・・さっきからやってるのに全然開かないのぉぉ・・・・!!」
精一杯の力を込めているのに窓も教室の扉もうんともすんとも言わない。
チアはついに他のものと同じく失禁すると死んだように動かなくなってしまった。
ミナスは恐る恐るチアにそっと手を伸ばす。
「チア?・・・嘘でしょ・・・?ねえ・・・チア?」
揺すってもチアは反応しない。
「チア!!しっかりして!!起きて!!起きてよ!!」
強く揺するとチアはガタンと力なく机から床へと倒れる。目に光はなく死んだ魚のように虚空を見つめる。
体はぴくりとも動かない。
「いや・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ミナスの悲鳴にアーフィが怒り狂う。
「おい!先公!!いい加減にしろよ!!さっきから無視してんじゃねえ!!いい加減こっちを向けよ!!」
その言葉にティナはぴくりと反応し突然声を荒らげる。
「静かになさい!!」
怒声に生徒達は体が強張り押し黙る。
ティナがゆっくりと振り返る。焦点の定まらぬ目をして喋る。
「本当に五月蝿い虫けら共ね。黙ってこれから起こることを見ていればいいのよ!!」
アーフィもミナスもティナの粗暴な振る舞いに言葉を無くす。
そんな中突然喘ぐような甘い声をあげアインがぴくぴくと震え出す。
「あ・・・ぁぁぁぁぁぁぁぁん・・・・」
「ふふ・・・始まったようね・・・!やはり覚醒には個人差があるようねぇ・・・。ふふふ・・・」
アインは何度かびくびくと強く痙攣するとそのまま再び動かなくなった。
と、思ったのも束の間アインはガタッと席を立ちふらふらとティナの元へ吸い寄せられるように歩き出す。
皆その様子を言葉も無く見守る。
ティナが近づいてきたアインの肩に手をかけると耳打ちするように話しかける。
「さあ・・・アイン・・・生まれ変わったあなた自身を皆に紹介しなさい。」
アインは虚ろな瞳で虚空を見つめ抑揚の無い声で答える。
「はい・・・わかりました・・・ティナ様・・・」
アインは何を考えたのか突然スカートをたくしあげる。
「!?」
「!?」
皆その行動に度肝を抜かれ絶句する。
アインの苺柄の白いパンティはぐっしょりと濡れ太股を溢れた汁がつたっている。
おまけにパンティはえらく不自然にもっこりと脹れている。
「さあ・・・アイン、その窮屈なものを脱ぎなさい・・・・うふふ・・・」
アインが言われるままにパンティの裾に手を滑り込ませするすると脱いでいく。
ぱさりとパンティが床に落ちアインの秘部がさらけ出される。
年のわりに幼いアインの陰部はまだ毛も生えていない。
いや・・・そんなことはどうでもいい。皆、アインの陰部についた奇妙な物体に驚嘆する。
「な・・・何・・・あれ・・・?」
「アイン・・・・?どうしちゃったの・・・!?」
アインは幸せそうな表情をし誰の問いかけも耳に届いていないようだ。
アインのつるつるのまんこに不気味なほど青く冴えた花が咲いている。
いや・・・花はアインの膣から生えるようにして既に体の一部のようになっている。
「うふふ・・・綺麗でしょう・・・?アインのお花・・・すっごく気持ちいいよ・・・」
そして先ほど失禁していった生徒にもアインと同じような変化が起こり始める。
「う・・・あぁぁぁぁぁぁ・・・!!」
「くぅぅぅぅぅぅぅん・・・・・」
「ひゃぁぁぁぁ・・・・・・!」
そしてついにミナスもアーフィもふらふらと机に寄りかかりぜえぜえと意識を保つので精一杯になる。
「う・・・・うぅぅ・・・な・・・何をしたの・・・!?」
「うぁ・・・・いやぁぁ・・・頭・・・くらくらする・・・!」
ティナはにやにやと薄笑いを浮かべ服を脱ぎ出す。
気を失っていた生徒達が次々と立ち上がり
まだかろうじて意識のあるミナスとアーフィ、残る生徒を取り囲む。
そして一斉にスカートを捲る。皆アインと同じくパンティが異様に膨らんでいる。
ミナスとアーフィは全身が痙攣するのを感じる。股間がむず痒く全身が熱く火照っているのが分かる。
ティナはスカートを脱ぐ。
ティナの股間には他の誰よりも立派に咲き誇った青い花が生えている。そして匂いがより一層強くなる。
異臭の元はどうやらティナの股間に生えた花の匂いのようだ。
ミナスもアーフィも一気に思考が消し飛ぶ。
意識が遠くなり体がびくんびくんと痙攣するのが分かる。股間が熱く疼き言葉で言い表せないほどの快感が
全身を駆け巡る。消えゆく意識の中で二人が最期に見たものは一斉にパンティを脱ぎ捨てたクラスメイトの
股間に咲く禍々しくも美しい青い花。ティナと同じ匂いを放つ妖花であった・・・。
・・・・・・・どのくらい時間が経過しただろうか。
・・・しばらくすると倒れていたアーフィとミナスがゆっくりと起き上がる。
生徒達は皆自分の席に座っている。
ティナは淫猥な笑みを浮かべ二人に問いかける。
「ふふ・・・やっと目が覚めたようね。どう?生まれ変わった今の気分は・・・?」
二人はさっきまでの態度から一変し抑揚のない声でティナに恭しく答える。
「はい・・・最高の気分です・・・ティナ様・・・」
「おまんこがじんじんして・・・すごいせつないです・・・早く・・・ヤリたい・・・」
ティナは満足そうに笑みを浮かべると再び教壇に立つ。
「さあ・・・二人ともそんな窮屈なものは脱ぎ捨ててしまいなさい。」
教室のそこかしこから喘ぎ声が聞こえる。
アーフィとミナスは先ほど他の生徒がしたようにするするとスカートをたくしあげる。
二人のパンティも膨らみぐしょぐしょに濡れてしまっている。
そして無表情にパンティを脱ぐとやはり先ほどの生徒達と同じく青い花が姿を現す。
そしてアーフィとミナスは無言で席につく。周りの生徒も下半身を曝け出し皆股間に青い花を咲かせている。
青い花はそれ自体が息をしているかのようにゆらゆらと蠢いている。その度に強い芳香を放つ。
最早生徒はこの匂いの虜になったらしく顔を蕩けさせ快楽へと身を預ける。
ティナが喋る。
「ふふふ・・・あなた達はこれからこのティナ・クランディスの意志の元・・・
ラスレア様の下僕として働いてもらうわ。
あなた達は淫乱極まりない売女となってこのラスレア様の種子を他の人間共に植え付けるのよ!」
アインがぶるぶると快楽の嗚咽を放つ。
「あ・・・あぁぁぁぁぁ!!いい・・・!いっちゃうぅぅぅ!!
アインのおまんこいくぅぅぅぅ!!膣がびくびくするうううう!!」
アインは先ほどから机の下でクリトリスのようにぷっくりと脹れた花の一部を弄くっている。
その度に愛液が溢れ出て何度も絶頂に達する。
つい先ほどまで自分の性器の名称すら知らなかった幼い少女は
表情を快楽に歪ませ辺り構わず淫語を連発し自慰の虜になってしまった。
「ふふふ・・・そうよ・・・その体を使って全身で快楽を味わいなさい。
あなた達が感じれば感じるほどにラスレア様の香りは強さを増し人間共を虜にしていくわ!」
教室全ての生徒はティナによって妖花の下僕へと変えられた。
「うぁぁぁ・・・気持ちいいよぉぉぉ・・・・オナニーがとまらないぃぃぃ!あっぁぁぁ・・・!」
「やぁぁ・・・チアったらそんなエロい声出してぇぇ・・・やっぱりオナニーしてたんだぁぁ・・・ああん!」
チアもミナスも自慰の虜になる。
「きゃうぅぅぅ・・・頭がくらくらするぅぅ・・・!この匂い・・・おかしくなっちゃうぅぅ・・・・!!」
アーフィはM字に開脚し誰の目をはばかることなく
小さな胸を揉みしだきながら片手で花の突起をくりくりと弄くっている。
「うふふぅ・・・いい匂い・・・すごい・・・エロいよぉ・・わ・・・私の膣内で・・・
くちゅくちゅ触手が暴れてりゅぅぅ・・ん・・・ふ・・・・んふ・・・!!」
アシュリンが机の角に股間を擦りつけ頭を蕩けさせる香りに夢中になる。
皆恥らうことなく思い思いの格好で自らの股間から生えた花を愛撫しては絶頂に達する。
「ふくく・・・どう?もうパンティなんて必要ないでしょう?
下半身が蕩けるように熱くてエッチな汁が溢れてくるでしょう?
気持ちよすぎて気が狂いそうになるでしょう?
でも・・・まだよ・・・まだまだ・・・これから・・・・
あなた達は今以上の快楽に目覚め肉欲の虜へと変わっていくわ・・・
それこそが性の目覚め・・・・その未成熟な体で今感じられる最高の快楽を享受なさい!」
ティナがまるで革命的指導者の如き態度と口振りで生徒達を快楽へと導く。
「ふふ・・・まずはこの学園の女共を皆ラスレア様の下僕にするのよ!
そして男共は私達の香りで誘惑して性の虜にしてしまいなさい!
さあ、行くのよ淫乱女共!あんた達の臭い匂いを辺り構わず撒き散らすのよ!!」
生徒は一斉に席を立つ。むせ返るほどの香りが教室全体を包み込み皆腰を振り股間を愛撫している。
そしてふらふらと扉へと移動し教室から出て行く。
「うふふ・・・犯してやるわ・・・徹底的に・・・くすくす・・・」
「はぁぁん・・・私の魅力で性の虜にしてやる・・・!」
「ふふふふ・・・あたしのまんこに顔を押し当ててこの臭いをたっぷり嗅がせてやるわ」
ティナは教室の扉から次々と変わり果てた生徒を外へと送り出す。
そして自分は教卓に両腕をつきぶるぶると震え出す。
「あっ・・・あぁぁぁぁぁん・・・こ・・・これで・・よろしいですかぁ・・・?ラスレア様あ・・・・あふぅぅん・・・・」
股間の青い花が蠢く。ティナの頭の中に囁きが響き渡る。
-----ソウダ・・・コレカラハワレワレガオ前達ヲ支配スル・・・!
「う・・・あぁぁぁぁぁぁ!!」
びゅくびゅくびゅく・・・・!!
ティナは足をがくがくと震わせ愛液を垂れ流す。
「あっ・・あぁぁ・・・・嬉しい・・・・いく・・・いくぅぅぅx・・・!!」
-----ティナニハ感謝シテイルゾ・・・
オマエノ魔力デワレワレハコノヨウニ人間共に宿レルヨウニナッタノダカラナ・・・!
ティナは顔を蕩けさせ股間のラスレアを愛撫する。
「あ・・・あははは・・・私も嬉しいです・・・こ・・・こんな・・・気持ち・・・いい・・・!!」
-----ティナノ願望モカナエテヤロウ・・・!
ワレワレハ宿主ノ意志ノ元咲キツヅケルコトガデキルノダ・・・!
「うふふ・・・失礼しました・・どうか・浅はかな私をお許し下さい・・・!
ああっ・・・・・・ラ・・・ラスレア様は・・・死んだ魔物の無念や怨念・・・
それを糧に咲く・・・うぅ・・・魔花なのですね・・・
意志がないんじゃなくて・・・宿れるものの意志・・・特に欲望を糧に咲き続ける妖花・・・
でも・・・命の無くなったものにしか宿る事ができない・・・うくぅ・・・いずれ・・・宿主は朽ち果てる・・・
でも・・・もう大丈夫・・・ラスレア様は・・・人間という・・・
飽くなき欲望の塊に宿る事ができるようになった・・・あぁっ・・・!
そ・・その肉体が・・・滅びるまで・・・快楽という満たされる事の無い欲望を・・・うくぅぅぅん・・・
宿主に与え続けることにより・・・ラスレア様は咲き続けることが・・・できる・・・!
・・・ふ・・・ふふ・・・なんて・・・素晴らしい・・・共存関係・・・
あっあああああああああああっ!!」
ティナの膣内でわしゃわしゃとラスレアの根が蠢き今まで感じたことのない快楽を与え続ける。
何度も快楽の絶頂に達し太股を愛液が伝わり床はびしょびしょになる。。
-----フフフ・・・ソノトオリダ・・・ティナニハコレマデドオリワレワレノ仲間ノ繁栄ニ協力シテモラウ!
・・・ソノカワリニ・・・ティナノ欲望ヲ満タシテヤロウ・・・!研究モ好キナダケヤラシテヤル・・・
ティナは腰をガクガクと震わせ教卓に股間を擦り付ける。
「あっ・・・ああああ・・・・素敵ぃぃ・・・・素敵ですわぁ・・・
あはは・・・・もっと・・・もっと快楽を・・・皆・・・私の虜に・・・・今まで私を嘲笑ってきた奴らに・・・復讐を・・・!
ふふ・・・校長は既に快楽の虜になった・・・ここももうすぐ私のモノ・・・
次よ・・・・次の欲望を満たさなきゃ・・・ラスレア様の為に・・・うふふふふ・・・!!」
こうしてティナは妖花の虜として生まれ変わった。
満たされる事の無い欲望に支配され、本能の赴くがままに行動する。
・・・数日後、魔法都市ゴス・デ・ルベレからの連絡が完全に絶たれる。
何があったのかは分からない。すぐに調査団が派遣されたが誰一人として帰ってはこなかった。
調査団の最期の報告によれば魔法都市ゴス・デ・ルベレはまるで魔界のように様変わりしており
住人は一人として発見することができない。
都市全体が異臭に包まれており今のところ体調に異変は見られないが発生している気体の有毒性を疑う。
現在の装備では心許ない為これから一度、報告を兼ね帰還する。
・・・隊員が数名行方不明になる。どうやら都市の奥へと足を踏み入れたらしい。何故かは分からない。
帰還する者を残し行方不明となった隊員を探す為私を筆頭に数名の部下と共に
植物のツタのような物体を掻き分け都市の奥を目指す。もし何か発見したら連絡を入れる。
・・・そしてこの報告を最期に調査団全員が行方知れずとなる。誰一人帰還していない。
そして原因は今もって不明のまま、ただいたずらに時間だけが過ぎていく・・・・・。
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