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【福井】

医療への関心高めて 県内の高校生、外科手術の模擬体験

2008年11月9日

 福井大医学部付属病院が八日、永平寺町の同病院で、県内の高校一年生を対象にした外科手術体験セミナーを開き、四十八人が“医学の神髄”に触れた。

 外科医不足が深刻化する中、進路を決める前の生徒の医療に対する関心を高めるのが狙い。

 生徒たちは手術着を身に着け、実際の手術室へ。コンピューターの模擬装置を使った内視鏡外科手術や、超音波メスによる豚肉の切開、手術用縫合糸を使っての施術などを、研修医たちが使う練習機器で実践した。

 将来は看護師になりたいという若狭高の中勢彩香さん(16)は「思った以上に手術着が苦しくて驚いた。でも、プロの外科医が分かりやすく指導してくださって楽しかった」と話した。 

  (増田紗苗)

 

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