2008-09-02 高知白バイ事故 神奈川県相模原市でスリップ痕のテスト実験 
以前よりこのブログでお知らせしている 高知白バイ事故 ですが、本日神奈川県相模原市で、スリップ痕のテスト実験をするという事で、行ってきました。
天候不順が続いたこのごろでしたが、晴天のテスト日和となり、現場ではマスコミやご関係者様など、20人ほどの人々が注目する中、実験は始まりました。
今回は、マイクロバスでの実験という事で、事件で運行されていた車両ではなかったのですが、この手の車がどのようにするとスリップ痕が付けられるのか？という事が主眼に有ったようです。
結果、実験場であるバス会社の駐車場内では、ほんの15〜20センチほどのスリップ痕を付けるのがやっとだという実験結果が出ました。
動画はこちら：http://vzf.hp.infoseek.co.jp/264.mov
実際の事件での距離は6メートルほど。その距離だとスリップ痕を付ける事すら物理的に無理だという、この事実を検察や裁判所はどのように言い逃れるつもりなのでしょう？
マスコミが2社ほど来ておりましたが、報道が全国ネットでこの事実を伝え続ければ、この事実が人々に伝わり、しいては当事者であるスクールバス運転手 片岡さんの納得する形での審理がされるはずです。
私が現場で注目したのは、スリップ痕の形です。
通常、一般公道を走っている車は車検を取っているはずです。車検を取っているなら、スリップサインが出ているようなすり減ったタイヤは装着していないはずです。事実支援者のお一人が当時スクールバスはタイヤを履き替えたばかりだったとおっしゃっていました。
ならば、スリップ痕にはタイヤ溝がしっかりと出るはずです。以下の写真は今回の実験場所の駐車場に有った他の車両のタイヤ痕です。
この裁判の証拠写真には、そのタイヤ溝が全く見えない。おかしいのです。
今回の実験では、証拠写真に有るようなスリップ痕をねつ造するために2種類の液体が用意されていました。一つはコーラ、もう一つはエンジンの冷却水いわゆるクーラントです。
このクーラントで作られたスリップ痕らしきもの、付けられたのは炎天下の11:33頃、最後に私が撮影し確認したのが、12:11頃、30分以上の時間を炎天下にさらされて、証拠写真にとても似た感じの雰囲気になっているのが、とても印象的でした。そして事故当時破損した白バイから流れ出た大量の冷却水がそこにあったのです。
この事件の事故現場では日頃100km/hを超える速度での白バイ訓練が多数目撃されていた事、事故当時現場処理にあたった人数が異常なほどの数だった事、それにもかかわらず、スリップ痕が証拠として提出されたのは、事件後相当の時間が経ってからの事、これらの事から想像する事は、警察の姑息で幼稚な自己保身が見えてくるのは私だけではないと思うのですが？ 皆さんはいかがお考えでしょうか？
この事件のバス運転手片岡さんは、この納得がとてもいかない状況の中、きちんとした審理もされずに、今まさに実刑を受け収監されようとしています。
この日本に正義が少しでも残っているのなら、このような理不尽な罪を負わされる事を断固拒否しなければなりません。わたしは、今後もこの事件を出来る限り皆さんにお知らせし続けていく事で、正義を貫いていこうと思っています。
いつの日かきちんとした結果が出る事を信じて。
片岡さんを始め、支援されている方々の熱意や心がより一層の支援の和に繋がっていく事を切に願っております。
片岡晴彦さんを支援する会HP
http://www.geocities.jp/haruhikosien/
高知白バイ事故＝冤罪事件確定中
http://blogs.yahoo.co.jp/littlemonky737
現場ではお忙しい中お話しいただきましてありがとうございました。
関連動画集（YouTube）
http://jp.youtube.com/results?search_query=%E9%AB%98%E7%9F%A5%E7%99%BD%E3%83%90%E3%82%A4&search_type=&aq=f
http://jp.youtube.com/results?search_query=%E9%AB%98%E7%9F%A5%E3%80%80%E7%99%BD%E3%83%90%E3%82%A4%E3%80%80%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%B9&search_type=&aq=f
ホンモノのスリップ痕って結構頑固で数年残ったりするものですが
アスファルトに硬質ゴムが摩擦熱で溶けてついたホンモノと
例えばコーラ(ｗ)などの偽造では耐久度も違う気がします。
スリップ痕については、事故の一週間後に現場に行かれた関係者の方が現場に残っていなかった事を話しておいでです。
詳しくは、支援する会の事故概要PDFを読んでいただければ簡潔に経緯が判ると思います。関係資料や写真なども有りますので、今回の実験で付けたねつ造スリップ痕と警察の証拠画像を見比べてみてください。
http://www.geocities.jp/haruhikosien/sienbira.pdf
事故概要PDFには書面の制限で十分な画像などが掲載されていません。リンク先のページやそこからの関連ページにて関係資料や写真などが閲覧できます。ぜひご覧になってみてください。
その件に関しては、確か事故の翌日地元の方が5-6人、他県からの無関係の出張者がお一人、共に血痕以外に痕跡は無かったことを確認しています。
これからも一緒に支援して行きましょう。よろしくお願い致します。
私のブログの関連ブログ集にリンクを貼ることをご承諾おねがいします。
LM737さんリンクはどうぞ、こんなブログで宜しければ。
i_2_meさん詳しいお答えありがとうございます。
kochi_udonさん もしかしてLMさんとご一緒にお話ししたお方？
ご支援されていtる皆様の熱意を現場でいっぱい感じました。
わたしも微力ながら加わらせていただければと思っております。
継続は力なり、いつか真実を白日の下に