COJ消費者機構日本
 
 

ソフトバンクモバイル iPhone3G契約に関する申入れ

 このたび、消費者機構日本はソフトバンクモバイルに対し、当該事業者がiPhone3Gの売買契約締結時に購入者に交付している書面のキャンセル条項が消費者契約法10条に反するおそれがあるとして、その条項の使用中止等を求める申入れを行いました。本申入れは消費者契約法に基づく裁判外の差止請求です。

 ソフトバンクモバイルのiPhone3G端末は、本年7月から販売が開始された機種です。この間、当機構にはiPhone3Gの購入者から「サイトにログイン中に突然アクセスが途切れるなどの不具合が発生した。解約を申し出たが応じられないと言われた」「iPhone3Gに変更したら自宅は圏外と表示されるようになった。ソフトバンクモバイルの他の3G端末と比べ、電波の受信状態が非常に悪い。解約を希望したが解約できないと言われた」との情報が寄せられていました。

 また、「キャンセルは受け付いたしませんので、ご注意下さい」「契約後いかなる事由におきましてもキャンセル・返品は出来ませんのでご了承ください。」等と記載された書面の提供等を受けていました。

 当機構では上記情報や書面等の検討を重ね、本申入れに至りました。ソフトバンクモバイルに提出した申入書等を公表します。

<資料>
申入書【PDF 168KB】
資料1【PDF 216KB】  資料2【PDF 171KB】  資料3【PDF 32KB】

 
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