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2008年11月7日(金) 19:20 |
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マスコミ取材情報を県議に通知
岡山県教育委員会が今年5月以降、報道機関から受けた取材内容を県議会議員に通知していたことが明らかになりました。
岡山県教育委員会によりますと、県議会文教委員会の委員から「教育施策のため情報を共有したい」との要請を受け、県教委は今年5月下旬に、取材を受けた内容や取材記者名などを文書にして議員に通知するよう取り決めました。 そして先月までに約36件の文書を9人の議員の自宅にファックスで送りましたが、報道機関への説明はありませんでした。 県議会に批判的な意見なども取材の途中で議員に伝わる仕組みで、報道機関の取材活動の自由を妨げる可能性があるものです。 記者会見で門野教育長は「システムを残すことは誤解を招く」として7日付けでこのシステムを廃止することを決めました。 岡山県議会の文教委員会の遠藤委員長は「執行部と県議会が情報を共有することは必要と考えているが、委員会としてマスコミの取材内容を文書にして提供するよう求めた事実はない」とコメントしています。
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