岡山放送局

2008年11月7日 19時36分更新

水道防災対策訓練


地震や台風などの自然災害で断水した場合に備えた給水訓練が7日、岡山市で行われました。

この訓練は、岡山市水道局が毎年行っているもので、訓練会場の岡山市御津紙工の老人ホームには、水道局の職員や配管工事業者など、あわせて100人余りが集まりました。
訓練は地震で水道管が破裂し、御津地域で断水が発生したとの想定で行われました。

そして、給水車から用意した容器に次々と水を注いだり、その場で1リットルの水を袋詰めしたりしていきました。

訓練には地元の老人ホームの入所者なども参加し、水が入った容器を運ぶのを手伝っていました。

また、水道管の復旧訓練では実際に水が漏れだしている水道管が使われ、配管工事業者の人たちが水が漏れている場所に素早く金属製のおおいをかぶせると、手際よくボルトで締めつけておよそ2分ほどで水を止めていました。

岡山市水道局によりますと、水道局には現在6台の給水車があるということで、今後もこうした訓練を行って災害時の断水に備えたいとしています。