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【千葉】

銚子市長のリコール 病院休止で市民団体 20日に署名開始を申請へ

2008年11月8日

 銚子市立総合病院が休止した問題で、公約に反して休止を強行し医療の空白をつくったとして、岡野俊昭市長のリコール(解職請求)に向けて活動中の市民団体「『何とかしよう銚子市政』市民の会」が七日夜、市民センターで集会を開き、リコールの署名活動について説明した。二十日に選挙管理委員会に対しリコールの署名を始めるための証明書の交付を申請し、二十二日から本格的な署名活動を始めるという。

 集会には署名を実際に集める「受任者」ら約二百人が参加した。茂木薫代表は「圧倒的な数の署名を集めて市長に引導を渡したい」と呼び掛けた。

 同会によると、約千四百人の市民が受任者に名乗りを挙げている。今後、市内約二十カ所で説明会を開き、さらに賛同を呼び掛ける。病院を休止し全国の医療関係者から信頼を失った岡野市長をリコールすることで、市民が再開を望んでいることを全国に発信したいと主張している。

 リコールには有権者の三分の一以上(約二万三百人)の署名が必要。署名期間は一カ月間。 

  (宮崎仁美)

 

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