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 学ぶ・働く : Web竹島研究所 学校教材作製を支援

学校教材づくりについて意見を交わすWeb竹島問題研究所スタッフ=松江市殿町、島根県民会館
 竹島(韓国名・独島)をめぐる研究成果を島根県のホームページに公開する「Web竹島問題研究所」のスタッフ会議が21日、松江市内であり、2008年度事業として、県などが作製を検討する竹島の学校教材づくりへの支援を決めた。

 竹島を所管する同県隠岐の島町教育委員会が昨年、竹島の歴史や隠岐とのかかわりを盛り込んだ小中学校向けの副教材を作製。竹島問題の啓発に成果を挙げているため、県や県教委が県内全域で活用できる教材づくりを検討している。

 委員から「身近に領土問題があることを、しっかり教える必要がある」「現場の教員の勉強にもなる」という意見が上がり、スタッフ会議が教材を監修する形で協力することを確認した。

 講演会で竹島問題を分かりやすく説明できる専門家の育成を目指した公開講座の開催も議題に上ったが、具体的な講座内容が固まっていないため、小委員会で今後、内容を協議することにした。

 会議に先立ち研究所長を務める下條正男・拓殖大教授が、竹島をめぐる韓国側の最新情勢を説明した。

('08/02/22 無断転載禁止)


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