<お知らせ>

2004年7月から大阪NPOセンターを拠点に「親子法」にまつわる裁判支援のNPO設立に向けての活動を開始します。
普通の市民がある日突然、子どもの出生届を提出に行くことで、
今まで考えたこともなかった調停・裁判をしなければならないことは、大変な負担です。
しかもお母さんたちは産後間もなく。育児で毎日フラフラな状態なのにも関わらずです。
私や夫が経験した「理不尽」のハードルを1つでもなくすること、そして安心して育児に専念できる環境を作ることが目標です。

同様の問題意識を持ち、会報「ねこの目」を作り続けてきた「親子法改正研究会」の筒井さん、
弁護士志望の大阪大学、関西学院大学の女子大生と共に
今まで、夫と二人三脚でやってきたこの活動をさらにパワーアップしていきたいと思っています。



 11月18日、神戸地裁尼崎支部にて画期的な判断がなされ「勝訴」しました。
 お世話になった皆様、お気にかけて下さった全ての方々に、
ひとまず、心からの「ありがとう」を申し上げます。

  各局・各紙の報道   妻の感想   夫の感想



  みごと(海如)よ、これから明治民法との闘いじゃ!

 再婚者をあからさまに差別する前近代的民法の犠牲になって、我らが息子「海如」にはまだ、戸籍がありません。
 今日の民法と行政指導によれば、離婚後300日以内に誕生した「海如」は、何と前夫の戸籍に入籍させられてしまうのです。

 父が誰であるかの証明はあまりにも簡単なことなのに、
21世紀の日本ではまだ、
「まずは他人の戸籍に入れ。さもなくば市民としても、国民としても認めかねる」というような制度が
公然とまかり通っているのです。

 これは決して、我々家族だけの問題ではありません。
 我々は、とんでもないバカ法である民法772条と、杓子定規な行政指導に対し、声をあげることにしました。

 同じような目にあっている人は決して少なくないはずです。
 誰かが声を上げていかなければ、これからも同様の悲劇や過ちが繰り返されるばかりです。

    ただいま、勉強中!

  誕生30分後。芦屋病院にて。               海如近影:将来は人権弁護士?


   事態の概要&問題の所在 
 離婚・再婚カップルの子にも、事実に即した戸籍作成を!
− 民法772条の「嫡出推定」の空洞化問題について



提出書類

・時間的経過   

・意見書    ・北村春江芦屋市長への陳情書

・山中健芦屋市長を相手方とする「不受理不服の申立」に関する「申立の実状」

・上記申立に対する「追加意見」

・「強制認知」調停にて〜「憲法違反」を指摘する追加意見


民法772条
  「
婚姻成立の日から200日後又は婚姻の解消もしくは取消の日から300日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する」に関連して

・民法772条の空洞化問題

・民法772条に関する学説


父母の日記より


・みごと誕生!(父:02年11月27日)


・無事、退院しました(母:02年12月3日)

・これを人権問題と言わずして(父:02年12月3日)


・嘘はつけない(母:02年12月3日)

・市役所への電話(父:02年12月3日)

・情報収集(父:02年12月4日

・すぐにでも、できそうなこと(父:02年12月4日)

・ガタガタじゃ(父:02年12月5日)

・思いこみの連鎖(父:02年12月6日)

・初歩的ミス?!(母:02年12月8日)

・五百歩譲って?(父:02年12月9日)


・全国の市町村長さーん!(母:02年12月11日)

・春まで休戦?(父:02年12月26日)


・消耗戦?(父:03年3月5日)

・闘争開始!(母:03年6月17日)

・海如、国会デビュー?(父:03年6月17日)

・法務省民事局長への直談判(母:03年6月20日)


・家裁へ(母:03年6月22日)

・裁判な日々が始まる(父:03年7月3日)


・記者会見(父:03年7月5日)

・芦屋市長はこの疑問に答えろ(父:03年7月11日)

・解釈論(母:03年7月13日

・イギリスより、援軍アラワル(母:03年7月18日)

・憲法違反!(母:03年8月8日)

某教授からのアドバイス(母:03年8月21日)

・日本女性よ、立ち上がろう(母:03年8月25日)

・正義とは何か?(母:03年9月4日)


・裁判の夏(母:03年9月8日)

・はらだたいぞう(母:03年9月19日)

・神戸地裁 口頭弁論(父:03年11月4日)

・朝日新聞の「声」(父:03年11月8日)


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