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2008/11/08

怪文書と裏本には著作権がない

怪文書〈2〉業界別・テーマ別編 (光文社新書) 怪文書〈2〉業界別・テーマ別編 (光文社新書)
価格:¥ 735(税込)
発売日:2002-07

世の中には「怪文書」というモノがあって、恨みだったり選挙だったりカネ目当てだったり、理由は様々なんだが、まぁ、あるわけだ。で、怪文書の特徴として「出元がハッキリしない」というのがあるんだが、誰が書いたか判ってりゃ、そら、怪文書ではない。ただの文書です。

で、たまたまおいらのところにも怪文書がまわって来たわけだ。隣組の回覧板で来たわけじゃないが、まぁ、そんなもんだ。非常に判りやすい怪文書で、ターゲットになってるのは元衆議院議員、小林興起なんだけどね。ストーリーとしては、小林氏が「極秘結婚」した相手を恨んでいる元愛人がおりまして、それが脅迫文をせっせと極秘結婚の相手に送っているんだが、メアドが間違えていて、関係ない人に届いている、というわけだ。で、その「関係ない人」がなぜか脅迫文をword文書にまとめてあちこちの媒体にせっせと撒いているというんだが、マスコミというのは通底しているので「あれはちょっとね」「うん、怪しいよ」と話題にこそなれ、誰も記事にはしないようです。で、ナニが書いてあるのかというと、

株価操作をして利益を上げた企業
 (サハダイヤモンド、ダイナシティ、トランスデジタル(旧ファイ)、ブリヴェファンドグループ(旧ブリヴェチューリッヒ企業再生) ジェィ・ブリッジ(旧日本橋倉庫))

とか、

インサイダー取引で利益を出した儲けを他人の名義にする手書きの依頼書があるので、要求を呑まなければ 東京国税局と練馬税務署に送る

とか、まぁ、そんな話から始まって、「殺害された事件の黒幕」とか「売春婦」とか「労働厚生省官僚からの収賄」とか「資産隠しの手口」とか「デイズニー利権賄賂」とか「杉本彩も金100万也」とか「オープンインタフェース社の株価」とか「野口氏を自殺に見せかけて」とか「小池百合子事務所の応援と示唆」とか「オウム、在日との繋がり」とか「松岡利勝農林水産大臣」とか、胡散臭い話がてんこ盛りです。裏取りしようもない話が多いし面倒くさいのでおいらも怪文書の転載はしないでおくんだが、要約すると、
小林興起を恨んでいる人がいて、それがナニやらネットを使って悪口を広めようとしている、という事に尽きる。どうしても内容を知りたい人は、
小林興起、奈良明子、藤波京子で検索したりすると、その一端が垣間見えます。

で、せっかく回覧板でまわって来たネタなんだが使いようもない。もっとも怪文書には著作権というモノがないので、「ご自由にお使い下さい」という類いなので、
マスコミ関係者、司法関係者限定で、ご希望があれば回覧します。コメント欄で連絡ください。

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