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社会
「解約金は違法」 小樽の新病院設計 住民が市長提訴(11/07 07:09)【小樽】小樽市が計画中の新市立病院について、市が基本設計委託業務の解除に伴って札幌の設計業者に解約金二千五百八十一万円を支払ったのは違法な公金支出だとして、同市内のファイナンシャルプランナー松浦光紀さん(62)が六日までに、山田勝麿市長に対し、同額を市に賠償するよう求める住民訴訟を札幌地裁に起こした。 訴状などによると、小樽市は昨年三月、建設用地購入費の起債許可が下りる見通しがなく、用地購入のめどが立たないのに基本設計を発注。さらに、起債申請の先送りと基本設計の中断にあたって昨年十二月、算定根拠が明らかでないのに解約料を支出して市に損害を与えたとしている。 松浦さんは今年八月、同市監査委員に住民監査請求を行ったが、十月に棄却されたため提訴した。 山田市長は「訴状が届いていないが、住民監査請求でも理由がないとして棄却の判断がなされ、私としても適正に事務を行ってきたと考えている」としている。
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