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2008年11月7日
病院のお医者さんの数が足りず、緊急患者(きんきゅうかんじゃ)を受け入れられないなどの問題が起きています。日本の医師の数は、27万8000人(2006年末、厚生労働省調べ)。人口1000人あたり2.1人で、アメリカの2.4人、経済協力開発機構(OECD)加盟国平均の3.1人を下回っています。
文部科学省は、2009年度の大学医学部の定員を08年度より約700人増やし、これまでで最も多い8486人にすることにしました。医師不足が深刻な地方や産科、小児科などで働くことを条件に、特別に増員をみとめます。
提供:朝日学生新聞社