音楽著作権を巡る詐欺事件で逮捕された小室哲哉容疑者(49)は、著作権だけでなく、楽曲の原盤に関する権利、いわゆる「原盤権」でも二重契約を結んでいたことがわかった。音楽会社・イーミュージックによると小室容疑者は昨年8月、CDなどを作るときに必要な音源の所有権「原盤権」をイーミュージックに譲渡する契約を結んだが、1か月後に別の会社とも契約していたという。小室容疑者はこれまでの調べで、著作権についても二重三重に譲渡する手口で契約料の重ね取りをしていたことがわかっている。イーミュージックは小室容疑者の対応次第で刑事告訴することも検討している。 (11/07 12:20)