2008年11月6日 19時56分更新
岡山県津山市の高校で、授業の一環としてプールでニシキゴイを飼育して販売する活動に取り組んでいる生徒たちが6日、出荷に備えてコイをプールから水槽に移し替える作業を行いました。
津山市の津山商業高校では、実践的な経済を学ぶ授業の一環として、3年生の生徒32人が学校のプールでニシキゴイを育てて販売する活動に取り組んでいます。
ことし6月にふ化したおよそ1万3000匹のコイの稚魚は、体長10センチから18センチほどに育ち、6日は出荷に備えてコイをプールから販売用の水槽に移す作業が行われました。
生徒たちはプールの水を少しずつ抜いていきながらコイを一か所に集めたあと、網を使ってコイをすくい、販売用の水槽に移していました。
津山商業では紅白の模様がある「つしょう紅白」という新しい品種を開発するなど研究開発にも熱心に取り組んでいて、生徒たちが飼育したコイは品質が高いとして愛好家の間で人気が高いということです。
水槽に移しかえたコイは今月29日に生徒たちが、津山市のとなりの鏡野町で販売することになっています。