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オバマ氏「小浜市よく承知している」 麻生首相と電話

2008年11月7日10時46分

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 麻生首相は7日朝、オバマ米次期大統領と電話で約10分間、会談した。首相は「日米同盟の強化が日本外交の第一原則だ」と強調したうえで、金融危機をはじめとした世界経済、アフガニスタン、気候変動、北朝鮮問題を列挙し「国際社会が直面する課題に緊密に連携していきたい」と呼びかけた。オバマ氏は「ともに取り組み、同盟を強化したい。世界経済への対応では経済大国日本の協力がきわめて重要だ」と応じた。

 会談は通訳を介さず英語で行われ、首相は「私は4度目の挑戦で首相になったが、あなたは1回で当選された」と祝意を伝えた。オバマ氏は「首相との個人的信頼関係を築きたい」と表明。「私はインドネシアで育ち、日本にも何度も行っている。強い親しみを感じており、(福井県の)小浜市についてもよく承知している」と語った。

 両氏は、早期の会談実施に向けて調整していくことでも一致。首相は22、23日にペルーで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席した後、米国に立ち寄って会談したいと伝えたという。首相は、金融危機対応でリーダーシップを発揮するためにも、早期の会談を実現したい考えだ。

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