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社会
「将来の財産」まで売り金策 小室容疑者 音楽プロとも二重契約(11/07 06:39)著作権譲渡をめぐる詐欺容疑で大阪地検特捜部に逮捕された音楽プロデューサー小室哲哉容疑者(49)が、昨年8月と9月、将来作った楽曲の音源をCD化できる権利「原盤権」を譲渡する契約を2つの音楽プロダクションと相次いで結んでいたことが7日、分かった。 このころ、小室容疑者は十数億円の借金を抱えていたほか、兵庫県の投資家から5億円の返還を求められており、無理な方法で“将来の財産”を売ってまで金を集めようとしていたとみられる。 関係者によると、小室容疑者は2007年8月1日に「イーミュージック」(東京都港区)と、9月18日には「エンパイアプレイミュージック」(同)と契約。いずれの契約書にも、原盤権を譲渡することが盛り込まれていた。 小室容疑者はエ社から契約金3000万円を受け取ったが、二重契約に気付いたイー社は解決のため、今年2月25日、エ社に立て替え払いすることで小室容疑者側と合意、その後支払った。 イー社は、小室容疑者が07年10月に投資家に5億円の返還義務がないことなどの確認を求め提訴した際の弁護士費用も立て替えたといい、小室容疑者への債権は少なくとも5千数百万円に上るという。
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