カーナビの設置率は54%、人気メーカー1位は「パイオニア」、今年に入り「ポータブル型・簡易型」が人気急増=アリババ調査

【11月6日、さくらフィナンシャルニュース=東京】企業間トレードサイト「Alibaba JAPAN」を運営するアリババ(東京都中央区)が行ったカーナビ調査によると、カーナビ設置率は54%で自動車所有ユーザーの半数以上となったことがわかった。また今年に入って「ポータブル型・簡易型」の人気が急増していることもわかった。

カーナビの所有者にカーナビのタイプを聞いたところ、1位は「AV一体型」55.6%、2位「オンダッシュ型」27.2%、3位「ポータブル型・簡易型」15.4%だった。2008年に購入した所有者は、「オンダッシュ型」の割合は4.8%と低く、「ポータブル型・簡易型」が38.1%と2007年以前と比べ急増している。

また、どのカーナビのメーカーを知っているか聞いたところ、トップは「パイオニア(carrozzeria)」77.3%、2位は「パナソニック」69.0%、続いて「ソニー」48.7%、「クラリオン」45.7%、「三洋電機」39.0%だった。

現在使用しているカーナビ満足度(単一回答形式)を確認したところ「とても満足している」は14.8%、「やや満足している」は48.8%となり、これらを合計した「満足している(計)」は63.6%という結果が得られた。満足度を購入金額別でみると購入金額が「10万円未満」のユーザーの「満足している(計)」は52.6%であるのに対し、「10万円〜20万円未満」のユーザーの「満足している(計)」は64.8%になり、さらに「20万円以上」のユーザーの「満足している(計)」は71.4%という結果に。以上のように購入価格が高くなるほど、ユーザーの満足度も高くなるという傾向が見られた。【了】