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政治

市立2病院100床超削減 札幌市が改革プラン骨子(11/07 06:49)

 札幌市は六日、市立札幌病院(八百十八床)と精神科専門の同病院静療院(百六十二床)の成人部門の統合と、病床数削減などを盛り込んだ公立病院改革プラン(二〇〇九−一一年度)の骨子を明らかにした。慢性的な赤字の続く経営の改善が目的で、削減数は百床以上と全体の一割を超える見込み。プランは年度内にまとめ、来年度以降実施する方針。

 病床数の削減は、二病院とも五十床以上になる見通し。

 このうち、市立札幌病院は本年度の病床利用率が今年九月末までで平均82%と比較的低く、空きベッドが多い診療科を対象に削減する。このため、市は「受け入れ患者数が減るわけではない」としている。

 静療院は「市内には他に精神病床が多くある」として、成人部門(百二床)を市立札幌病院に移転する。入院患者の一部は転院してもらう。

 これにより、身体的疾患のある精神病患者を、受け入れられる利点もあるという。児童部門(六十床)は黒字化が難しいとして、現在の企業会計から切り離して、一般会計に移す。

 また、出産費用や非紹介者の初診加算額などを値上げする。

 一方で、脳神経外科と神経内科の治療を同じ病棟で受けられる「脳神経疾患治療センター」と、骨盤の中の臓器が下がって膣(ちつ)から出てくる骨盤臓器脱を治療する「性器脱センター」を新設、新生児集中治療室(九床)を三床増床するなど、専門分野を強化する。

 市立の二病院は赤字経営が続いており、昨年度の赤字額は約九億円。市は同プランの実行で、一一年度までに黒字化を図る。

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