2008年11月6日 19時56分更新
6日午後岡山市の岡山商科大学の構内で、この大学の20歳の男子学生が別の学生の顔をカッターナイフで切りつけて大けがをさせたとして殺人未遂の疑いで逮捕されました。
6日午後0時20分ごろ、岡山市の岡山商科大学の構内でこの大学に通う22歳の男子学生が刃物のようなもので顔を切りつけられたと大学の職員に通報しました。
この学生は病院に運ばれ手当てを受けましたが、ほほを切られていて重傷だというです。
警察が大学で聞き込みなどの捜査を行った結果、同じ大学に通う20歳の男子学生の犯行の疑いが強まり、講義を受けていたこの学生を調べたところカッターナイフを持っていた上「僕がやりました」などと犯行を認めたため、殺人未遂の疑いで逮捕しました。
警察によりますと、この男子学生は精神的に不安定で病院に通院していたということで、警察では犯行の動機や状況についてさらに調べを進めることにしています。
今回の事件について、岡山商科大学の井尻昭夫学長は「こうした事件が発生したことはまことに遺憾で、今後学内で調査したうえで再発防止につとめたい」と話しています。