「車が無人で走っている」、岐阜県でそんな驚く通報があって警察がかけつけたところ、運転していたのはなんと身長135センチの9歳の男の子でした。この男の子、運転はゲームで覚えたと話しています。
警察の調べによりますと、男の子は今月3日午前6時頃、大垣市の自宅にキーをつけたまま停めてあった軽乗用車に乗り込み、関ケ原町の祖母の家を目指したということです。
車はオートマチックで、男の子は身長が135センチほど、運転席の一番前に腰かけてハンドルにしがみつき、アクセルとブレーキは足をつっぱって操作していたため、110番をした人からは車が無人で走っているように見えたのです。
警察が車を見つけたのは男の子の自宅からおよそ3キロ離れたコンビニの駐車場。保護されたときは、「道に迷った」と一言。車の運転は「父親やゲームを見て覚えた」と話したということです。
警察は、男の子が幼く、事故も起こしていないため、両親への注意にとどめています。(06日17:08)